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日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

糞生意気なガキ(だったであろう私)

6時起床、風呂入って出かける。新宿駅で待ち合わせて、8時ちょうどのあずさ2号、ではなく、スーパーあずさ5号で出発。小さい頃、『下りの列車番号は奇数だから、今は「新宿発のあずさ2号」はありえない』という話を親戚のオヤジにして、「五月蝿い」と小突かれた記憶が蘇る。イヤなガキだね、しかし。今、電車の中で偉そうに薀蓄を披瀝しているガキを見ると張り倒したくなるが、自分は多分そういう子供だったと思うので、両親はよく我慢したものだな、と感心する。
9時56分に小淵沢駅着。スーパーあずさは振り子車両のE351だが、強制的に車体を振るせいで、どうも生理的に不快なゆれ方をするように思う。甲府にちょくちょく行く時もいつも気持ち悪くなる。今日も連れと二人、例外無く気持ち悪くなって、駅前の喫茶店で休息。

リゾートのこんにち

まず、無料送迎バスで「八ヶ岳リゾートアウトレット」なるところへ。アウトレットというのは浦安しか行ったことが無いけど、要するにいろんなブランドのB級品とか型落品とかが売っているだけなので、どこにあっても同じ、ということを再確認しただけ。人はものすごく少ないけど、冬の午前中なので仕方ないでしょう。求人が結構出ていて、時給800〜950円くらいだと、現地としては高いほうなのでは。当然、地元ではこういうことを期待するのだろうが、うまくいっているかは不明。
タクシーでリゾナーレ小淵沢へ。なんにもしないでぼーっとできるところ、かつ、話のネタになりそうなところということで、ここに2泊することにする。
この施設は、もともとマイカル系の会社が作ったリゾート施設で、今は親のマイカルがお亡くなりになったので、リゾート施設の再生で定評がある星野リゾートが運営している。WEBページからコンセプトを引っ張ってみると、

響きあう、リゾナー

このホテルに名付けられた「RISONARE」という名前はイタリア語で「響きあう・共鳴しあう」を意味します。この地の希少な自然環境が持つ魅力を、最大限に活かすことを目指した建築家の「設計の意図」に由来します。
ゾナーレを廻ってみると、建物の内部から望む「切り取られた」風景が様々に表情を変え、景色の美しさが強調されて心に響いてきます。感覚が万華鏡のように共鳴しあい、訪れる人の五感を増幅してくれるのです。味わい、寛ぎ、出会い。リゾナーレでの体験のひとつひとつに「特別な響き」があります。
建築家は、希有な自然環境と理想の都市を結晶させました。このホテルは、世界的な建築デザインのマエストロ「マリオ・ベリーニ」の作品です。


というわけで、どうも、「コンセプト」という悪い人にのせられて、お金だけじゃなくてお文化にも手を出してみたい、というマイカルの中の人が、心情としては「山も川も緑もおとーちゃんが買うたるわぁ!」という旦那芸をやってみました、という施設に仕上がっているわけである(全部想像ですが)

で、なかはどんなか

WEBページで見るとものすごく広いところにばかけんちくの粋を集めてみました、という印象を受けるが、実際はそれほどでもない。それにしても、ロビーの広さなどに無駄を多々感じるが、常連と思しき人たちの会話を盗み聞くに、夏になると大勢集まるようなので、込んでくるとほどよい開放感を感じるスペースになるのだろう。
棟は大きく、ロビーのあるホテル棟とレジデンス棟に分かれていて、写真はレジデンス棟のほう。回廊の両側に3階建ての宿泊施設がならんでいて、ところどころ、一階部分にお店が入っている。第一印象としては、イタリアの建築家だから、ということも無いだろうが、

うわあ、ポンペイだぁ

という感じである。人がいねえっす。みんな火山灰に呑まれて…という不謹慎な想像をしながら歩くと楽しい。楽しいのか。
この後、プールで泳いだりした後で夕飯を食うのだが、プールの話は明日。夕飯は中にある「赤坂」なる日本料理屋にしたのだが、それなりにおいしゅうございました。
夜、テレビを見ていたら物まね番組で「本人登場」という裏ワザを2回も使っていて、こういうことをしたら昔はナンシー関がたたいてくれたのになあ、と、いまさらながら不在を嘆く。