日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

あけましておめでとうございます

zaikabou2005-01-01

金閣寺。この直後、晴れていると思っていたら一天俄に掻き曇り、雪と霰が襲ってきたので早々に退散すると、寺の敷地を出たあたりで止み、少し歩く間に雲一つ無い快晴になった。山の天気は変わりやすいと言うが、やっぱり京都も山なのだね。

とにかく京都へと

五時起床。今日は何故か家族4人で日帰り京都へ。JR東海がやっている「50+(フィフティ・プラス)」という組織で、元旦に京都日帰り13000円という企画があったので。実は家族そろって大井川を越えるのははじめてだったりする。
新横浜から6時53分のひかりに乗車。いつも、福井県三重県に出張するときに乗っている電車で、周囲はスーツばかりなのだが、さすがこの日はスーツを着ている人が同じ車両に一人もいない。同じ切符で乗っていると思われる壮年〜年配者ばかり。日が変われば客層が変わるものだ。
京都駅に下車してとりあえずタクシーで清水寺。まだ10時過ぎなので空いていて快適、天気も良くて京都の町が良く見える。三年坂〜二年坂を通って高台寺脇を抜け、八坂神社へ、というまるきっり修学旅行のような定番コース。写真の撮影大会の様相を呈してくるが、あんまり夢中に写真ばかり撮るのも、「一家心中を前にディズニーランドで偽りの団欒を演出する家族」が想像されてぞっとしないものだ。考え過ぎですか、そうですか。しかし、デジタルカメラというのは「後で消せるからとりあえず撮っとけ」な文化で、携帯での撮影と合わせて、確実に写真に対する意識を変えているな。これは若い人だけかと思っていたが、ある程度の年配者も同じ、ということを、今回の旅行で確認できた。
八坂神社にお参りして、昼飯もこれまた定番の「いもぼう平野家本家」。予約していたので個室に通される。名物に美味いもの無しと言うが、海老芋と棒鱈の炊き合わせは、鱈がえらく柔らかくなっていて、正月らしく、かつ京都らしくもあり、なかなか結構でした。値段は高いけど場所代だからしょーがないかね。

本当に修学旅行だね、これは

食い終わって出てみると、1時を廻って八坂神社も人手が随分増えている。バスに乗ってそのまま金閣寺へ。中学生の時以来来ていない。インパクトはあるのだが、何度も来ようとは思えない。今回も、まあ、あと20年は来なくてもいいかな、という感想。それでも、境内にいる最中にころころ天気が変わったりして、なかなか楽しめる。
店舗の店先、民家の玄関を見ていると、東京では画一的な松飾に、いろいろなバリエーションがあることに気がつく。松飾にも根がついているし、門松もデザインがバリエーションに富んでいる。正月は東京、というか横浜でしか過ごしたことが無かったので、こういう観察もなかなか収穫。
歩いて北野天満宮をまわって、嵐電で嵐山へ…と思ったが、いいかげん寒くなってきたのでもういいでしょう、ということで帷子ノ辻で乗り換えて四条大宮、阪急で河原町祇園、花見小路のあたりをぶらぶらしてバスで京都駅へ。お土産を購入し、コンコース内で今回の「元旦京都日帰りプラン」に付いていた1000円お土産券で弁当を買おうとするも、すべて売りきれ。なんでやねん。しょうがないので弁当は別の店で購入、お土産券ではビールと酒を購入。「月の桂」の純米と、「玉の光」の山廃純米吟醸を。他にも、同じプランの人がお土産券の使い道に困って右往左往していたのを見たので、JR東海はもうちょっと考えたほうが良かったですね。ホームの売店も弁当はほとんど売切れでした。まあしかし、元旦だから弁当を作る方も休みたいだろうし、しょうがないのかな。
19時ちょうどのひかりに乗車。帰りは弁当におつまみ、ビールと、さっき買った酒をあけて宴会。玉の光は辛口だが飲みやすく、くいくいすすむ。そのうちに揃って寝てしまい、小田原過ぎたあたりで目が覚めて新横浜で下車、帰宅。結構な元旦でございました。