日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

めがね来た

午前中、片付けたり仕事したり。昼飯は、昨日買ってきた、たらの芽やうどを天ぷらにしてそうめんを茹でる。たらの芽は美味いが、うどはちょっとエグミが強くて難儀。
夕方に出かけて、こないだ作った眼鏡を受け取りに。丁寧に調整してもらって、かけてみると…
おお、神よ!世界とはこんなにも明るく光に満ちて輝いているものでありましたか!
というような、いや大袈裟ではなく、そんな感じだ。

ちょっとお出かけ

出かけたついでに電車に乗って、六本木まで。連休中で大層な人出。背広を着た森ビルの社員が案内役をやっていたが、背広で短髪で長身の小奇麗なあんちゃんが所在無く突っ立っていると、モルモン教の勧誘に見えるのは何故なのだろう。
図書館でお茶しつつ、専門雑誌を色々読む。
月刊レジャー産業資料。名前だけ聞くと公営ギャンブルか風俗の雑誌みたいだが、真面目な観光産業情報誌。ホテルの2007年問題とか、それに付随して日本のホテルの特殊性とか、シネコンとかリゾート開発の今日とか、いままで遊びに行って、もやもやと想像していたことがくっきり見えて楽しい。
パークハイアットの客室単価が約50000円で、2位のオークラベイの約1.5倍とぶっちぎり*1とか、外資系と日系の収益構造の違いとか。
月刊ホテル旅館。ホテルや旅館の旅行代理店の手数料はほとんどが15%で、それ以外にも協賛金をいろいろ取られる、という話でへー。それでも、多くのホテルや旅館は半分以上が旅行代理店経由の客、というのにもへー。ただし、ネット予約へのパラダイムシフトは想像以上に進んでいるようだな。
旅館の食事の材料費を1000円に抑える、という特集記事があった。個別の材料費と調理法、盛り付けまでのっていて面白い。小奇麗な器にチマチマと盛られて全7品、「貧相にならないように」と書いてあったが、やっぱり貧相なのは拭えず。しかし、材料費が1000円なら客に出すときにいくらにしなくてはいけないのか…とか考えると、旅館の経営も大変だな、と思う。あと、「肉100gが予算オーバーなら、質を落とすか、70gや50gにするか。体育会の合宿でもない限り、迷わず後者です」「美味しくも無い伊勢海老を出すよりも、新鮮で美味しいイワシやアジを出すべきです」というのは大いに納得。味に関係なく体裁だけで喜ばせるような時代じゃないからな…。
どっちにも取り上げられていたのが「星野リゾート」、軽井沢とか、此間遊びに行ったリゾナーレとか経営しているリゾート開発会社で、大層うまく行っているらしい。んで、しっかり黒字化しているらしい。確かに小淵沢もよくやっているなあ、とは感心した。飯はもうちょっと頑張ったほうがいいと思ったが。
日吉の無印良品に寄って、買い物してから帰宅。

*1:ただし、フォーシーズンズの椿山荘と丸の内のデータは無かった