日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

今度は那覇へ

6時起床。今日は石垣島ともお別れの日。朝飯は和食で、どうやら、朝も夜も和食と洋食が交互に出てくる宿らしい。とにかく施設は良いし飯はうまいし、もう一度来たいと思えるペンションであった。
8:38のバスに乗り、まずは市の中心部へ。あやぱにモールという繁華街をうろうろし、家や会社へのお土産を購入する。川平ファームのジュースとジャムは大層評判が良いらしいので購入。バスで空港まで出て、食堂で昼飯を食った後、12:20の飛行機で那覇に向う。飛行機の中で読んだ沖縄の新聞で、有事に備える事がすなわち戦争に繋がる、という論を見て、うーん。
空港からはゆいレールで旭橋の駅に行き、歩くこと15分、ロワジールホテルへ。施設は若干時代がついているが、掃除は行き届いているし部屋からは海が良く見えるし、なかなか良いホテル。しかも安いし。

柵封体制

荷物を置いて落ち着いたので、すぐに出かけて、ゆいレールで終点の首里へ。駅前ではガラの悪そうなタクシーが屯している。その後、首里城の出口付近でも「悪質な客引きに注意」という旨の看板がかかっていた。沖縄のタクシーは…という話は耳に入っていたが、ああいうののことを言うのかしらん。首里城は、やはり、中国の影響の濃さばかりが印象に残る施設であった。
その後、玉陵を眺め、金城の石畳をそぞろ歩いた後、

話のついでに「おもろまち」駅で降りて、DFSギャラリアに向う。
1歩足を踏み入れると、ああ、なんだこれは。とっさに思い浮かぶ言葉は、植民地とか、柵封体制とか、チャタレイ夫人の恋人とかそういう言葉だ。植民地の避暑地を訪れた奥さまと褐色の美丈夫の短い恋物語。ここは沖縄であって沖縄ではない。店員さんのルックスの平均的な高さも、どうも妙な方向性での統一感が感じられて、違和感を感じる。
それにしても、DFSの趣味の悪いブランドラインナップはなんなのだろう。解りやすすぎて困ってしまうようなブランドばかり。誰が喜んで買っているのか、多いに疑問だ。そこそこに切り上げて、国際通りに向う。

パフォーマンスな肉

目当ての郷土料理屋は「あんつく」だったのだが、日曜日で休み。仕方ないので適当に選びましょう、せっかくだからネタになりそうな面白い店にしましょうと衆議一決したところで、目に入ったのはステーキの『SAM'S』。中国の柵封体制の跡地を見た後は、現にアメリカの保護下にある証左を見るに如くは無し、と、おっかなびっくり店に入る。
ここのコックさんは変だ。目の前の鉄板で肉や野菜を焼いてくれるのだが、どうにも、パフォーマンスが先行していて、こちらは笑いを堪えるのに必死。肉は熱いからこそ美味い、という種類のものだったが、それでも想像していたよりは遥かに美味しく満足した。
食事の後の鉄板掃除も芸のうちらしいが、さすがに疲れたのでレストランを出ると、暫く歩くうちに雨。しかも徐々に強くなる。ちょっと迷ってタクシーを拾うと、目の前が見えないようなスコールになり、そのままホテルに戻る。プールと温泉に入って就寝する。