日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

ヒロヒトと名付ける親心

さて、三多摩わくわく動物ランドの主、東大和のニューヒーロー、ハーレム革命のおっさんであるが、なかなか見た目はいい男だと思うのだが、それはともかく。
名前がヒロヒトである。ヒロヒトですよ、あーた。畏くも先帝のお名前である。ヒロヒト
で、そんな名前をつけてしまう時代背景と親心をつらつら考えてみるに、この人の年齢が57才。1948年生まれか。1948年と言えば、警察予備隊が成立するのは1950年だから、それよりずっと前。1946年から1947年にかけて天皇が全国を巡幸して熱狂的に迎えられた。そして1948年の中断をはさんで、1949年に再び全国へ。戦後の、貧しくヒモジイながらも自由な空気が横溢した時代。「あたらしい憲法のはなし」が発行されたのは1947年の8月。カストリ雑誌に皇族が気楽にコメントを寄せ、熊沢天皇をはじめとした、自称天皇が全国で名乗りを挙げた時代。そんな、皇室への素朴な親愛があった時代なのである。
そんな時代だからこそ、ヒロヒト、などという名前をつけたのであろうか。親心は分からぬし、改名したのかもしれないし、だけれど、そんな時代背景に思いを馳せずにはいられない、そんな名前であった。ヒロヒト

日本で最大出力の風力タービン

三菱重工業が、横浜製作所金沢工場に設置した風車の実証実験が開始された、とのこと。以下、三菱重工の当該ページ
http://www.mhi.co.jp/power/wind/index.html
完成までの写真レポートがあるのがうれしい。
http://www.mhi.co.jp/power/wind/mwt92/index_07.html

場所はこのへんかな。工場の敷地に入れないと、迫力はイマイチかも。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=35/21/48.793&el=139/39/33.534&scl=25000&bid=Mlink

日本には風刺漫画家がいないらしい

高さんは日本に風刺漫画家がいないことに危機感を抱いている。韓国では風刺漫画は売れているが、日本ではお金にならないうえに、敵を作る。高さんに言わせれば、日本の漫画は天皇と右翼と保守派のことは描かないことが暗黙の約束で、新聞に載っている漫画さえも風刺漫画ではないという。日本人の誰もやらないから「自分がやらなければ」という思いで描いているが、「誰かが自分の代わりにやってくれれば」という思いが強い。
http://www.kyoto-seika.ac.jp/exhibition/00_01/002/manga.html

というわけで、風刺漫画化のいない日本で孤軍奮闘する高さんの漫画展は2001年2月17日(土)〜2月25日(日)、神戸学生青年センター ロビーで、だそうです。ご近所の方はぜひ。
ところで、京都精華大学って言えば漫画を専門に学べることで有名な大学ですが、サイトには講義録がたくさん載っていて面白い。なかなか香ばしいものが多そうだし…
http://www.kyoto-seika.ac.jp/jinbun/kankyo/magazine/magazine_028.html
http://www.kyoto-seika.ac.jp/nakao/class/journalism_2002_01/journalism_07.html
http://www.kyoto-seika.ac.jp/jinbun/jinbun/archives/thesis/2000/yusyu/yanbe/2_4.html

今日は

7時起床、8時半出社。荷物もって出かけて、渋谷で打ち合わせ。すぐに戻り、昼休みを利用して耳鼻科に行く。
午後も引き続き仕事。夕方、歯医者へ。まとめて治療。来週も行くことに。再び会社に戻り、10時ごろまで仕事して帰宅せり。