日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

文化庁メディア芸術祭『日本のメディア芸術100選』のアート部門も凄い

電通の陰謀だ!とか言ってみたり(んなわきゃないと思いますが)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/838971.html
漫画も相当おかしいぜ、とか
http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20061031#p1
いろいろ話題になっている『日本のメディア芸術100選』ですが、アート部門も凄いですよ。

  1. 太陽の塔岡本太郎
  2. 明和電機ライブパフォーマンス』明和電機
  3. 『魚器シリーズ』明和電機
  4. NHKスペシャル『脅威の小宇宙 人体2 脳と心』
  5. 『Tsukubaシリーズ』明和電機
  6. エーデルワイスシリーズ』明和電機
  7. 『視聴覚交換マシン』八谷和彦
  8. 『天井の絵/YES(イエス)・ペインティング』オノヨーコ
  9. 『映像装置としてのピアノ』岩井俊雄
  10. 『ビデオ・レター』寺山修司谷川俊太郎

http://plaza.bunka.go.jp/hundred/bumon_art.html

1位はね、別に文句はないです。インパクトとか影響度とか考えると。しかし、トップ10に、明和電機が4つも!おまえら馬鹿か、と。日本のメディア芸術はそんなに貧弱だったんでしょうか。
これ、アート部門は『得票総数4,565票』で、エンターテイメント部門の『45,337票』、アニメーション部門の『80,402票』、マンガ部門の『78,980票』に対して圧倒的に少ない。だから、ファンの組織票でこうなっちゃったか、あるいは他の部門に投票したついでにアート部門に投票した人が、知ってるアートが『明和電機』くらいしかなかったか…なのかと。
事務局のほうでも、こりゃまずい、と思ったでしょうね。こんなふうに

私は「文化庁メディア芸術プラザ」の運営をしている者ですが、
……
現在私どもでは文化庁メディア芸術祭10周年の企画として、
「日本のメディア芸術100選」というアンケートを行っております。
もしご興味がおありでしたら、ぜひご参加ください。よろしくお願致します。
http://blog.goo.ne.jp/pizz/e/10612a2c771e9ee1fb1c6f71e47a7709

なんて、アートファンの人のblogに宣伝に行ってるくらいですから。


だから、まあ、とりあえず、電通うんぬんってのはお止しなさい。