日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

プールにも寄って

桜木町駅から、横浜市営地下鉄の人となる。うとうととするうちにセンター北駅、ここまで30分くらいかかる。ちょうど良い時間のバスがあって、横浜国際プールへ。サブプールの、水深2.5mのプールで、1時間、2.5kmほど泳ぐ。しかし、献血後の運動はあまり良くないわな。
あがって、近所のスーパーによってからバスで帰宅。家で冷蔵庫の余りモノをつまみつつ、ビール、日本酒、焼酎。

川崎市市民ミュージアムの『みんなのドラえもん展』

7時起床。9時前に出かけて、溝口まで。先週のリベンジで献血ルームに行く。溝口に来るのは初めてだったんだけれど、駅前のビルの10階にあって、眺めは良かった。62回目。全体、東京都内の献血ルームよりも、良く言えばのんびりした雰囲気。北斗の拳の漫画を読みつつ、血漿と血小板の成分献血を。献血終了後、タオルと米750gを貰う。ありがとうございます。
終了後、川崎市市民ミュージアムに向かうための溝05系統のバスは15分ほど遅れて到着、バス自体はスムーズに進んで、川崎市市民ミュージアムへ。名取洋之助の展覧会以来、2度目ですね。
今回の『みんなのドラえもん展』は、川崎に2010年にオープンする予定の『藤子・F・不二雄ミュージアム(仮称)』開館に向けた展覧会、ということで、主な内容は漫画の原画の展示、グッズの展示、それから、2002年から全国各地を巡回していた(最後は、2006年1月に長崎で終わったそうな。随分長い巡回だね)『THEドラえもん展』で展示されていた、現代美術家によるコラボ作品の再展示。ちなみに、私は大阪のサントリーミュージアムに見に行った記憶が。就職直後でしたなあ。

まあ、元来があまり広いスペースではないので、ボリュームはたいして多くなく…小奇麗にまとまっていたのだけれど、やはり名作『ドラえもんだらけ』の原画がフルで見れたのが収穫であったか。コラボ作品の方は展示されたいたのは極一部で、蜷川実花のかわいい『どらちゃんと一緒』な写真が好きです…
ほいでもって、テレビでやったときに見逃した『ドラえもんだらけ』のアニメーションを見ることができました。台詞は原作ほぼそのまんまなんだけれど、『バカやろう』とか『くるった』とかはやっぱり修正されてるのね。
アンケートを記入して後にする。ちなみに、アンケートの年齢選択欄には、20歳代の人のためのチェック欄が存在しなかった。それ以下も、それ以上もちゃんとあるのに…失われた世代。
ところで、今回のドラえもん展のチケットと、先日行った横浜美術館の小島烏水展のチケットは、正月に行った酒田の土門拳記念館でいただきました。ありがとうございます。
同時に『メイド・イン・カワサキ現代美術賞受賞者展』をやっていたのだけれど、元田典利の作品が…。『両親の生活と母との思い出』の写真が膨大に、それから思い出の品々…というのは、最近良く見るパターンのインスタレーションなので「ふーん」という感じなのだが、それと並んで、テレビの画面を写真に撮ったのであろう、加藤あいの写真、それから新聞の切抜きが、展示スペースの一画に作られた典型的『マニアの部屋』的空間にびっしりと張り巡らされ、吊るされており、異様な雰囲気。これはいったい、なんなのだろうか。

横浜に平和の船が…

バスで武蔵小杉まで。さて昼飯、と思い立ち、駅の中にある、カウンターだけのお好み焼き屋で済ませる。なんだか手際が宜しくなく、横に座ったお客さんも妙な挙動の人であまり愉快でない時間を過ごしたのだが、広島焼き自体は結構美味かったし安かったのでまあいいや。
東横線に乗ろうとした時に降りてきた人が森川嘉一郎に激似(本人?)だったのはまあどうでもよくて、そのまま元町中華街まで。元町チャーミングセールには…行かずに、山下公園方面に出る。大桟橋の方を見やれば、なにやら大きな船。おお、PEACEBOATではないか(笑)。いや、別に笑うところではないのだが…

興味津々、嵐のような風に煽られながら大桟橋まで歩いていって、側近くからまじまじと眺めてしまった。でっかいなー、ピースボートのTOPAZ号(パナマ船籍・31,500トン)。



今年の秋からの世界一周に向けた船内見学会もやっていたのだけれど、完全予約制ということで中には入れず。残念。見学に来ていた人は、若い人が多い…というわけでもなく、雑多な感じであった。
http://www.ne.jp/asahi/galapagos/hiro123/round/round00.html
ピースボート自体、結構な年の人の参加者が多いのねえ。安い値段でできる世界旅行、というわけか。企画者のほうは、若者に参加して欲しいんだろうけれど

今回の見学会は秋からの航海に向けて…だったみたいだけれど、船自体は2月25日から、やはり世界一周に出るらしい。一年に何回やってるんだ、という
http://www.peaceboat.org/index_j.html
大桟橋を後にして、BankARTまでとぼとぼ

Landmark Project Ⅱ

ほいでもって、BankARTの企画展、『Landmark Project Ⅱ』へ。BankART Studio NYK では、2階部分では今回の企画とは無関係の写真展をやっていたのだけれど、3階の倉庫むき出し空間に上がると、おお、これはすごい。丸山純子と牛島達治の作品。
丸山純子の作品は、スーパーのビニール袋で作られた花畑。

普段は開いていない倉庫の扉が開かれ、赤レンガ倉庫や観覧車や風力発電の風車を遠景に眺める、しかしとてもとても静かな空間に、風が吹き込み、ビニール袋の花畑がカサカサと乾いた音をたてて揺れる。他に音なく、ただ、かさかさ、かさかさ、と揺れる音だけ。無機的で有機的な不思議な空間。

牛島達治の作品は、以前にも見た、無意味な機械の再展示。倉庫の大空間で動き続けるロープとバケツ。

暗闇の地面に記号を描き続ける機械。

ひたすら土の山を削り続ける機械は…壊れたのだろうか、頓挫していた。動いていても無意味な機械が止まっていると、無意味の意味すら果たすことができず、とてもかわいそうな事態になるのだなあ、と思った。
とにかく、この2人の作品を見るだけでも楽しめると思った。それからBankART1929にも移動したが、こちらはあまり面白いものは無し。お店で、山口啓介の個展のカタログと、

アート・リテラシー入門―自分の言葉でアートを語る (Practica)

アート・リテラシー入門―自分の言葉でアートを語る (Practica)

を購入。他にもいろいろ面白そうな本があったのだけれど、際限なく買うわけにもいかず、図書館ででも借りることにしようかな…