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日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

まずは法隆寺へ

4時半起床。今日から西へ西へと長旅。珍道中どうなりますことか。
まずは羽田に出る。さすが連休初日、ほとんどの出発便が満員。早めに着いたのでラウンジへ。相変わらずの貧乏性が祟り、クロワッサン2つに、野菜ジュース、コーヒー、牛乳、紅茶。飲み物で腹くちくなり、大概なところで切り上げて、7時ちょうど発のANA便で伊丹へ。家族連れが多いですね。
やや遅れて伊丹空港に到着し、はた、と考える。いろいろと行く先を考えてきたのだが、何度か行っているところの再訪が多い。民俗学博物館とか。で、暫く考えて、一度も行ったことの無いところに行きましょう、と結論。実は私、法隆寺に行ったことが無いのである。では行きましょう行きましょう。これが一人旅の良いところ。
まず、バスであべの橋へ。そこからJR、王寺で乗り換えて法隆寺。駅からそれなりに距離があるんですね、テクテク歩く。で、これ。

ほとんどの人は、修学旅行で訪れているのだろうなあ。私は中学校は修学旅行に行かず、ビデオ作品を作っていた。高校は一応、京都大阪奈良へ。だけれど、はみ出しモノだけで混成された愚連隊のような総勢10名のグループで、当日の朝にいきなり欠席者2名、ほとんどしゃべらない人2名、団体行動が出来ない人2名、他、というすさまじい布陣だったため、法隆寺など思いもよらなかったのである。あ、なんか、嫌な思い出の箱を開けてしまったよ…。
再び思い出を箱に仕舞いつつ、法隆寺をめぐる。さすがに国宝ばかり。京都とか奈良って、国宝が無造作だよなあ。観音菩薩立像のスラリとした(スラリとしすぎ)優美な姿にほお、と感心する。



裏の方にも廻ってみたりして

斑鳩町役場の前からバスに乗り、王寺駅。天王寺で乗り換えて桜ノ宮に出る。
…それにしても…。関西、というか西のほうに来るといつも思うのは、明治以降に勃興した新興宗教の盛んさであり、また、それと絡めて言うべきなのかはよくわからないが、被差別部落関連の問題の重みであって、これは多分、歴史の浅い東のものにはよくわからない話なのだろう。詳述は避ける。

大阪のギャラリーを巡って

桜ノ宮から歩いて、OAPへ。帝国ホテルがあるところ。

ここに『OAPアートコート』というギャラリーがあり、キャノンがやってる写真新世紀の大阪展を見る。グランプリの、高木こずえの作品が面白い。いろいろな人の、顔の右半分だけで作られた顔、顔の左半分だけで作られた顔の写真が並べてある。右と左はこんなに違うのか。これ以外にも面白い作品がいろいろあったが、それぞれの審査員の趣味がモロに出過ぎだなあ、と思った。会場は天井が高くて快適な空間でした。
歩いて南森町。商店街にあるあまりやる気のなさそうな蕎麦屋で軽い昼飯。地下鉄で恵比須町に出て、でんでんタウンでお買い物。デジカメのメモリが明らかに足りなくなるだろうなあ、と思ったので、SDメモリを1枚。安くなりましたなあ。
それから、なんばパークスへ。一部は随分前から開業していたのだが、このたびグランドオープンということで、再開発地フリークとして行ってきた。

いったい、何が変わったのかしらん?と思ったが、要するに南のほうに広がって、屋上庭園が広くなって、映画館が出来て、ほいで店が沢山入った、ということなのですね。

うねうねした壁はちょっと面白いし、屋上庭園が広いのは結構なのだけれど

全体、さほど面白いものでもなし。ここを訪れる価値の一つだった『浪花麺だらけ』は、静かにひっそり息を引き取っていた。まあ、ナムコですからね…。もう一つの価値である焼酎オーソリティは健在でした。

歩いて、心斎橋方面へ。着々と建設中のこの馬鹿建築はいったい…

で、キリンプラザ大阪へ。リニューアルしたギャラリーでは、『キリンの100年、ビールの100年』展というのをやっていた。キリンビールの歴史展。これまで発売されたご当地缶など興味深し

それから、『キリンビール大学』とかいう企画で校歌を作ったりしているのだが、こういう、広告代理店臭はなんとかならんものか。
1階のカフェでオリジナルのヴァイスを1杯飲み、さらにぶらぶら北上。複眼ギャラリーで『in my room』展、地下鉄で四ツ橋から肥後橋に出て国立国際美術館…に行こうとしたら4時半で受付終了で、悲しい思いをしながら『graf media gm』。川沿いの、心地よい風が入ってくる建物で『生意気展 KINKY MUFF LAND』。本町方面に歩いて、Kodama Galleryで中川トモヲ『空気の砦』。疲れた。今夜のお宿、北浜の『ザ・ベルタ北浜』に一旦入ってから、夜はいつものお店、『遊亀・淀屋橋』で楽しい一夜を過ごしたのだった。くわしくはよっぱ研で!