アフリカンフェスタ2007
そういえば、Goknaさんが今日はアフリカンフェスタだよ!と言っていたなあ、と思い出して、日比谷公園に来てみた。タイフェスのようなひどい混雑ではなくて、ほどよい混雑具合。
アフリカの食べ物もそれなりにあるのだけれど、どっちかと言えば、各国大使館の出展(観光の宣伝と、物販がメイン)や、NPO団体の出展が主体。やはりアフリカということで、支援活動をしているようなNPOが沢山だった。教育普及活動、レクチャーなどを所々で開催されていた。
で、私の関心としてそれはともかくとして食い物にいってしまうわけですが…。とりあえず、『STAR』というビールを購入
東南アジアのビールほどではないけど、あっさりめ。ラガーらしい特徴は出てた。このビールを売っていたおじさん、ビールを買おうとしたら『ビールビールビール…』と物凄い勢いで連呼されてたじろいたのだけれど、日本におけるアフリカビール業界では著名な方のようで…
http://mantem.exblog.jp/4487770/
それから、昼飯はとっくに食ったのだけれど、やはり何か…と探す。アフリカ全土のものがあるはずなんだけれど、タイフェスに比べて食い物はさびしいかな…。そんな中、かなりアクの強そうなものを発見。アンゴラ大使館が出していた、『キャッサバペースト(キャッサバ粉、水)』『キャッサバ葉シチュー(キャッサバ葉、玉葱、ヤシ油)』『ヤシ油チキン(チキン、ヤシ油、塩、トマト、にんにく、玉葱、おくら)』の三点セット。850円のところダンピングで600円。写真はありません…
『ヤシ油チキン』はチキンのぶつ切りのトマト煮込みみたいなものなんだけれど、ヤシ油が結構多くて、油の印象が強い。『キャッサバ葉シチュー』は、これはシチューというのだろうか、キャッサバの葉をかなりグタグタに煮込んだもの。油は少量。少し苦味があって、なかなか美味。『キャッサバペースト』はキャッサバの粉で作った白いペースト状のもので、でんぷん由来の甘みはそれほどでもない。全体、悪くは無いけど味が平坦かなあ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%90
キャッサバってのは、もともとブラジル原産なのですね。
美味しいハーブティーを飲みつつ、会場をあとにする。
今日は
こんなところに
参議院60周年特別参観
5時起床。こんなに早く目が覚めるのは、年寄りになってしまったのだろうか。不安だ。
7時過ぎに出かけて、国会議事堂まで。今日は参議院60周年記念ということで、普段は見せてくれないようなところまで、じっくりと見せてくれるのだ。特に、『中央玄関が使われるのは、天皇陛下をお迎えするとき、参議院議員通常選挙と衆議院議員総選挙の後の国会の召集日(いわゆる初登院のとき)、外国の大統領などが国会を訪問するときです。』という中央玄関から入れる、というのがなかなか貴重。ちなみに、このイベントは明日までです。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/san60/frameset/s60fset_02_04.htm
ちょうど8時に到着すると、それ以前に行列していた人が中に入っていくところだった。200人くらい。それほど混雑していない。
『1組』と書かれた整理券を受け取り、荷物の検査を受けて、中へ。中へ、と言ってもすぐに議事堂に入れるわけではなくて、9時まで待合スペースで時を過ごす。
仮設のトイレが沢山あったり、お茶とジュースを売っていたり、結構気合を入れて準備しているのが伺える。
こういうイベントってお年寄りばかりかと思ったけれど、若い人も多いし、子供をつれた家族も沢山いた。そして、修学旅行生がわんさか。通常、修学旅行で国会を見学できるかどうかって、人数調整のために抽選次第、というような話を聞いたことがある。抽選に漏れた学校が、この日に合わせて日程を組んだのか知らん。
周囲をぶらぶらしながら時を過ごし、8時40分ごろ、そろそろ…というので、整理券を見せて中央玄関の前に行列を作る。作ったとたん、雨が!
それも結構な雨。ひい、傘持ってません…。修学旅行の高校生も、荷物を何も持たないできているので、当然、傘無し。みんなで雨に濡れていた。修学旅行の引率にしては気合の入りすぎたぴっちりした白いパンツスーツの女先生も雨に濡れていた。(この一文、とてもキモイですね!)
早く中に入れろ、という怨念渦巻き、もう少しほっておいたら安保闘争の再現だろうか、という雰囲気になってきたころ、参議院議長の扇千景さんが登場してご挨拶。すると雨が小ぶりになる。さすが宝塚!
同じことの繰り返しであまり要領を得ないご挨拶が終わり、いよいよ入場であります。
みんなデジカメでバシャバシャ撮影しまくり。そして赤絨毯!
以降、国会まめ知識みたいのは適当に省きつつ、先に進みます。まずは中央広間
控え室のあるあたりを通り抜けて(あんまり関係ないのですが、戦前の一時期、『中立第三控え室』だったけかな、そんな名前の院内会派、無かったでしたっけ?情報求む)
閣議室と
大臣室
エレベータがかっちょいい
階段を上って中央広間の上に出て
さらに奥へと。
陛下御休所…って、狭い入り口にみんなで殺到してデジカメ撮影会なので、ブレまくり…
第一委員会室
座席を指差しながら「北川さんが…」とか言ってるおばちゃんは、なるほど学会員だな
傍聴席から本会議場を俯瞰して
いよいよ階段を下って、議場の中へ
もともと、貴族院用に座席が460あるので、使われていない座席が多い
れんほう
いちだ
はまよつ
議場を出て、参議院議長応接室
議場の入り口前を再び通って
正玄関から外へ
以上であります。一部滞留したりしていたけれど、概ね、快適に、あまり煩い事も言われずに見学できた。私は土曜日の朝一で行ったからこれぐらいだけれど、日曜日あたりは結構混むんじゃないでしょうか。
出口付近で、さっきの先生が生徒と『先生、彼氏おるん?』とか予定調和な会話をしていた。
東京都現代美術館
国会議事堂を出て、半蔵門線で清澄白河まで。東京都現代美術館へ。今回の展覧会は、タイの現代美術を紹介する『〜みてみ☆タイ〜』、岡本太郎の明日の神話、そして常設展示。
タイの現代美術は無料の展覧会。タイから70組のアーティストが参加。コースの最初のころに展示されていた作品は、割合素朴な感じでふーん、という印象だったけれど、横浜トリエンナーレで出品されていた作家さんの作品はなかなか面白かった。インド映画はタイの人にとっても謎の存在なのだろうか、などと、いい加減な印象も持った。
岡本太郎の明日の神話は、広大な展示スペースで展示され、さすがの印象。至近から迫る威圧感。
常設展示のほうも、2006年の購入作品を中心にしていて、大竹伸朗や会田誠の活きの良いところを堪能。最近、東京都現代美術館は、常設展示が一番面白いと思う。
昼ご飯、江戸深川資料館のある商店街で、そばを。山形の板そばを出す店なのだが、入ってみると、民家におじゃまするような店。座っただけで、玉子焼き、蕗、にしん、しみこんにゃく、だの、山形の美味そうなものの突き出しが3皿も出てくる。ああ、日本酒が呑みたくなるが…ぐっと我慢。山菜の天ぷらと、板そば、1人前を注文。天ぷらは春の香りがしてとても満足し、そばもなかなか美味かった。なかなか良い店。『権現坂そば 浅野』という店でした。
食い終わって、歩いて、清澄橋近くのギャラリーへ。しばしながめてから、隅田川の土手を歩いて、月島方面へ。月島の酒屋を覗いてから、有楽町線の人となり、有楽町へ出る。