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日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

沖縄1日目 南部の御嶽(ウタキ)と城(グスク)巡り

沖縄に行くことになった。JALのマイルの有効期限がきてしまいそうで、じゃあ沖縄に行きましょうか、という話になり、ホテルの予約とか、いっぺん観光タクシーというのを使ってみましょうか、などと準備をするうちに当日。すでに梅雨入りしている沖縄だけれど、この3日間…とくに明日までは晴れそうで、実に素晴らしきことであります。羽田空港で朝飯を食い、それにしても那覇行きの搭乗口周辺は、他の行き先に比べて格段に浮かれていて面白いよね。
8:00丁度のJAL便、クラスJの座席は、右側から素敵な富士山が

那覇空港には10時40分に到着、さっそく暑いな!観光タクシーの運転手さんがお出迎え。今回、予約したタクシーはこちらだったんですが
沖縄交通グループ
奥原徹さん、とても親切で楽しかったですよ。南部の御嶽と城などを相談しながら廻りましょう、まずは斎場御嶽(せーふぁーうたき)に向かいつつ、昼飯は沖縄そばをお願いします、と言うと、連れて行ってくれたのがこちら
すーまぬめぇ - 那覇市その他/沖縄そば [食べログ]

ソーキとかてびちとか、3種類の肉がたっぷり入ったスペシャルそば、美味しゅうございました

じゅーしぃも美味いし、着いていたとても苦い葉っぱ…ニガナ、これまた大変に美味しい。いきなり美味しいお店で幸せである。ほいでもって、車に戻り(小型タクシーの料金で、金曜日だったからかな、ハイヤーであった!)いろいろ話をしつつ斎場御嶽のほうまで…終始、標準語で話してくれようとしているんだけれど、自分が横浜出身で横浜もいまだに基地が多い、という話を呼び水に、コザ暴動の話なんかも出てきたあたりから、時々、島言葉らしきが混ざるようになる感じが大変によろしいです(笑)
あと、道々、どの家にもある水タンクを見比べるのも楽しいです(笑)
@nifty:デイリーポータルZ:11月、水タンク、秋。
斎場御嶽は近年、世界遺産にも指定されて、大変人気の観光地になっているようなんだけれど、こっちはあんまり来ないんですよ、という知念岬へ。おお、海だ―!



ふおー、沖縄だなあ。素晴らしい…。これが見たかったですよ。だいぶん気分が浮かれてまいりました。普通に観光ガイドにも書かれている場所らしいのだけれど、確かに駐車場にレンタカーがあまり見えず、観光の人があまり訪れない感じ。修学旅行生がちらほら見えた。
取って返して斎場御嶽へ。昔はそれほど人の訪れる場所では無かったそうですが、世界遺産に指定されて以降、週末には車を停めるのにも苦労するほどレンタカーに溢れる場所になったそうで。御嶽というのは即ち礼拝所でありまして、もちろんそれまでも琉球各地にそれぞれの、祖霊崇拝、自然崇拝を核とする信仰があったわけでありますが、概ね統一というか、整備したのは第二尚氏であると。特にここ斎場御嶽は、聖地久高島を望む場所にあり、琉球でも最高の御嶽なのだそうでありまして、聞得大君の就任式などはこの御嶽で行われたとのことであります。
きちんと整備されているた石畳の道を進むと、いくつかの拝所があり、一番奥、石の洞門の奥に進むと

清々しい空間から、木陰越しに久高島が見えると言う、実に素晴らしいロケーションが実現されておるわけです

なるほどなるほど、確かにこれは、神々しい場所で、心洗われるようでありました。斎場御嶽を出て、さてここからどこに行きましょう、と観光案内看板を見ながら思案。このあたりの城を巡りましょうかそうしましょうということになり、次に車で辿り着いたのは糸数城跡。あまり人とて訪れぬ、タクシーの運転手さんも行ったことがないです、という場所でしたが



小鳥の鳴く草むらに打ち捨てられた石垣の遺構、とにかく静かで、石垣の規模もなかなか大きく、これは良い場所だなあ、と話したでありまして。その後、さらに玉城城跡。こちらは高台に築かれた城で、最近になって階段などが整備されたので簡単に行けるようになったものの、昔はなかなか、近づかないような崖を乗り越えねばならぬ城だったようで

その城の中に拝所、こういうところも御嶽というのですが、そこでユタと一緒に拝んでいる人がいた。立派な遊歩道が整備される以前から、険しい崖を乗り越えてここまえ来ていたのだろうか。高台にあるこの城からは周囲が良く見える。青々とした芝生は琉球GC

このあたりでちょっと休憩、カフェくるくま、という高台から海がよく見えるカフェで休憩。入口の雑多な感じが失敗感を醸し出しているものの、中に入ればこれは素晴らしい

梅雨時なのに晴れていて、本当に良かったなあ、と思ったのです。観光用っぽい写真はこちらです

しばらくお茶して戻ったら、タクシーの運転手さん、知念城跡にも行ってみましょうか、おお行きましょう行きましょう、こちらの城もなかなか立派な城でしたが、やはりかなり崩れてしまった場所を、石を並べて修復中だった。世界遺産の指定に前後して、沖縄中で、こういう、城の修復などを行っているようですね

おきなわワールドとかそのあたりには興味がないので、ホテルに向かいつつまた寄り道しましょうか、と車は北へ。与那原を抜けて中城。この高台にありますは、沖縄中部の名城、中城城跡。ここは世界遺産指定ということで入場料が発生。大変広い城で、南部の首里、中部の中城、北部の今帰仁、並び称されるだけのことはあるのだった。ここもあっちこっちで修復作業中

この高台からは沖縄最大となる吉の浦火力発電所が見えたり

森の中に打ち捨てられた廃墟が見えたり

なかなか、見どころの多い城なのでありました。少し早いけどもう宿に向かいましょうか、と高速道路をひたすら北へ、宜野湾普天間、嘉手納、さらには金武、宜野座。左側にはひたすらに基地の拡がる沖縄。
で、本日のお宿はちょっと奮発しまして、ブセナテラス、海の見えるお部屋!

明日も晴れますように、と祈りつつ、日は暮れて行く。明日は中で晩飯だけれど、今日は外に食べに行きましょうと、タクシー呼んで2kmほど離れた店へ。まあ、観光客向けと言えばそうなんだけれど、悪くありませんでしたよ『美ら花』という店。スーナーのスーネーってなんだろう…

ぶらぶらと夜風に当たりながら歩いてホテルに帰り、さすがに早起きだったので疲れましたねと、早めに…まあ早めでもないけれど…寝たのでありました
在華坊(@zaikabou)/2012年05月11日 - Twilog