日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

青森の旅2日目、青森県立美術館と青森駅前ぶらぶら

もっとはやく起きて散歩…と思っていたけれど、起きたら7時。ま、のんびり眠れたから、よいか。寒いしなあ。

というわけで、奥入瀬渓流ホテルの朝、大きな暖炉のある空間に人がいなくて、とてもゆったり時間が流れている感じで、良い

またひとっぷろ浴びてから朝ご飯はバイキング

りんごのシチューも、八戸の鯖も、漁師のお茶漬けも、リンゴのフレンチトーストも、生ハムも、ひじきのコロッケも、ごぼうがたっぷりの筑前煮も、アナゴ豆腐も、いろいろもろもろ、おいしかったですなあ…。菊の花やイクラなどがたっぷり入ったお惣菜が大変おいしゅうございまして、ご飯をおかわりして、これととろろとたらこを載せて自家製丼にしたら、大変な満足感、牛乳も美味しかったし…。
それはもう、満腹になり、いやしかし、とにかく青森、リンゴだらけである…。と。情緒風情なこれと言って無いけれど、けっこうな温泉宿でありました。奥入瀬渓谷が程近いので、夏とか紅葉シーズンは混むのでしょうね。この翌日には冬季クローズに入る奥入瀬渓流ホテルを、新青森駅行きの無料送迎バスであとにしたのでありまして、八甲田の山の中はもう雪がたいへん

標高が上がると、どんどん、雪深くなっていくのでした


雪中行軍の遭難碑のすぐ近くを通り、バスの運転手さんのなまりの強い問わず語りを聞きながら、峠を越えて標高が下がっていくとすっかり雪はなくなって、新青森駅に到着。コインロッカーに荷物を預けて路線バスに乗り、青森県立美術館に到着します

奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている | 青森県立美術館
青森県立美術館では、奈良美智の展覧会『君や 僕に ちょっと似ている』を開催中。ツリーがお出迎え

この展覧会、横浜からの巡回で、横浜では一度訪れている。だけれど、横浜美術館よりもはるかに良かった。横浜ではセラミックの作品、ドローイング…と、あまり広くない展示空間に詰めて並べられていた。それらの並べ方がぜんぜん違う。
セラミックの作品が、青森だと、広い会場を彷徨っていくとそここに点在し、角を曲がると…というように静かに現れる。そしてやはりこれも点在している絵画作品とうまく融合している。天井の高い、土と白のコントラストの空間が、とてもうまく使われている。横浜に比べて、ひとつひとつの作品に親近感が沸く。
薄暗い回廊の先の部屋に、パッと作品があらわれる。土の壁、白い壁、ゆったりとした配置、照明の効果。回廊の先に、隙間の先の空間に、まるで掘り出された遺跡のように、突如、長い間そこにいたぞ、というように、横浜美術館では入口で迎えてくれた作品が現れる。そして、高い高い天井のアレコホールを抜けると、青森県立美術館の常設の奈良美智の作品があらわれて、そしていちばんさいごに、あおもり犬が待っている。

なんだか、柄にもなく感動してしまうような体験。展覧会については、ぜひ、あおひーさんのブログもお読みください
奈良美智「君や 僕に ちょっと似ている」(青森県立美術館) - あお!ひー
ぐるりとまわりこんで、あおもり犬とも近くで対面



すっかり満足して、おなかも減ったのでご飯にしよう。小さな臨時のカフェもできていたけれど…


レストランのほうでりんごの入ったおいしいカレーを食べて、食後のデザートもおいしゅうございました

ミュージアムショップも物色して、さて。弘前まで行こうかとも思っていたのだけれど、何しろ寒いし雪は降るし行って戻るだけになるし…ということで、まあ…ということになり、一旦タクシーで新青森まで戻って、青森駅に出る。駅前のAファクトリーへ

http://www.jre-abc.com/a-factory/
シードルなどのテイスティングバーがあり、バーと言ってもこんな感じですが


ちょこちょこ飲んでほろ酔い、よい気分。お土産も豊富にそろっており、いろいろ買いまして。新青森に戻り、ここでもお土産をいろいろ…。コーヒー飲んで休んでいると、そろそろ、はやぶさが出る時間

E5系が並んでる!そして帰りは、ふふふ、グリーン車ですよ


普段はルミネ商品券に引き換えるViewカードのポイントを、グリーン車利用券に引き換えて、はやぶさグリーン車乗車。グランクラスというわけにはいかないけれど、とにかくゆったりした座席が実に快適。のんびりとビールを飲みながら、駅で買った弁当やらをつまんでいるうちに東京駅へと到着したのでした。いい旅だったなあ…
在華坊(@zaikabou)/2012年11月24日 - Twilog