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日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

堂島リバービエンナーレ2013『Little Water』

木曜日、朝早くに一旦事務所に出て仕事を片付けてから、大阪へ。JRのダイヤがやたらと乱れている中を潜り抜けて京阪沿線、長い打ち合わせ。終了後、中之島へ。フーターズは大阪にもあるんですね…

堂島リバービエンナーレ2013『Little Water』を見る

http://www.dojimariver.com/topics/biennale2013.html
水をテーマにした作品39点、会場の構成はしっかりしてるし、作品はクオリティが高いものが粒揃いだし、なんだけど、どうにも寄せ集め感があるのは、見たことのある作品が多かったからかなあ…いやほんと、質は高いんですけどね。

超ハイクオリティ必見な、ウィリアム・ケントリッジ 『潮汐表』は、森美術館で見て一発でやられてしまった…そしてこの作家を追いかけるきっかけになった作品だし

必見の展覧会『ウィリアム・ケントリッジ』。その他、DOMANI展、銀座など - 日毎に敵と懶惰に戦う
石田尚志『海の壁』も素晴らしいし、この作家大好きだし

東京都現代美術館『名和晃平-シンセンス』『MOTコレクション、石田尚志』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
これらが同時に良環境で見られる上に、私の一番好きな作家、高嶺格の『海へ』の緊張と鼓動

横浜美術館 高嶺格『とおくてよくみえない』の不穏さ - 日毎に敵と懶惰に戦う
水戸芸術館『高嶺格のクールジャパン』茨城県立近代美術館『二年後。自然と芸術,そしてレクイエム』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
篠田太郎『銀河』の静寂

真夏の自転車80キロ『建築はどこにあるの?』『ネイチャー・センス』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
お休みなので - 日毎に敵と懶惰に戦う
チームラボ『憑依する滝』の迫力

こういうのが一緒に見られるんだから、ほんとうに損は無いのです、堂島リバービエンナーレ。家族をテーマにしたユェン・ゲァンミン『消えゆく風景』もカメラワークに感心しているうちに次第にゆったりした映像の流れに引き込まれ、やがて怒涛のようにぐいぐい引っ張られていくし、アラヤー・ラートチャムルーンスック『クラス』は、6体の遺体を前に死について講義する衝撃の映像

ほんと、映像作品が皆見応えありで。こういう感じで、すべて会場内の撮影が自由なのもうれしい(動画はだめです)


八木良太の『Vinyl』は氷で作ったレコードがだんだん溶けていく様の作品、普通は映像だけなんですが、この会場では、1日4回、実際に氷のレコードを聴かれてくれます。なんだか切ない雨だれのプレリュードだったなあ。同じところを繰り返し再生するので、係りの方が無理やり針を進めたりしていた。そして、演奏後に実際に氷のレコードにも触らせてもらった。

八木良太を見た展覧会では、これが良かったなあ
東京都現代美術館『MOTアニュアル2011 世界の深さのはかり方』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
そんなわけで、とてもクオリティが高いので、ぜひ見ることをおすすめするのでした。そういや、このビエンナーレ、以前にも来ていて

作品はクオリティが高かったり興味深かったり考えさせられたりするのだが、結局のところ“Ecosophia”という展覧会タイトルや地圏だの気圏だの水圏だのというコンセプトとどう繋がっているのか、そもそもこれは何の展覧会なのか、最後までよくわからず。
堂島リバービエンナーレ『Ecosophia』など、大阪の1日 - 日毎に敵と懶惰に戦う

似たような感想を言っておったね(笑)そういう展覧会なんですね…。じっくり堪能して会場を出て、新大阪から新幹線。花火大会の余韻でまだまだ人の多い桜木町駅に降りて、帰宅したのでありました。
在華坊(@zaikabou)/2013年08月01日 - Twilog