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日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

道後温泉本館、三津浜、よいお宿

旅の2日目。昨夜は22時前に寝て7時起床なので9時間も寝たよ、凄い。風呂に入ってから朝飯、道後舘はよいお宿だと思うけど、繁盛期の値段で泊まってしまうと、んー、どうかなー、と思わなくもなく。10時に出立してまずは道後温泉本館


道後温泉は昔は御湯の圧力が低く、宿に泊まっても温泉に入ろうと思うと本館に来るしか無かったようでありまして。とにかく、其の後のボーリングで宿にお風呂が完備された今でも、いずれにしても、道後の観光施設のゆるぎないトップはこの本館なのでありますよ。
道後温泉について|道後温泉物語|道後温泉旅館協同組合(道後温泉観光協会)
大衆的な“神の湯”に銭湯のように浸かるだけなら400円、神の湯と2階の休憩がセットで800円、別室の休憩と霊の湯と神の湯セット、貸しタオルがついて、さらに皇族向けに造られた浴槽ならなんやらを見学できるコースが1200円、休憩室が個室になると1500円、いろいろとコースがわかれております(消費税対応で、6月から上がるみたいね)。以前来たときは
道後温泉へ - 日毎に敵と懶惰に戦う
800円コースだったので、今回は霊の湯の1200円コースにしました。休憩室に通されて、霊の湯に入って浴衣に着替え、戻ってくると神の湯にも入ります?と案内されて、戻ってくるとお茶とお菓子が用意されている仕掛け


休憩室自体は、こちらの

神の湯のそれのほうが広々していて雰囲気があっていいかなー。まあ、空いている時間帯だったから、というのもあるかもしれないけど。お風呂自体は霊の湯と神の湯の両方入れて満足、このお風呂自体も、神の湯のほうが断然よいです。霊の湯の休憩室にはオンセナートの作品もあったよ

風呂上りに心地よい風に吹かれて休憩し、さて、ともう一度風呂に入って洋服に着替えて戻ってくれば、そろそろお暇。そのまま、天皇が入ったよ、という浴室と休憩室、又新殿にご案内。金箔がところどころ剥げてきるけれどとにかく贅を尽くした空間ではあったけれど、天皇もこっちよりは神の湯のほうが嬉しいのと違うかな…。10回しか使われず、最後に使われてからすでに60年以上が経過しているとか。
その後、3階にある坊ちゃんの間なども見て、引き上げ。やっぱり、道後温泉はこの本館に来ないとはじまらないよね。この重要文化財の建物、そろそろ改築しないといけないらしいんだけれど、観光の目玉だからタイミングをはかりかねているらしい。
商店街を抜けて、道後温泉駅から市電で松山市駅へ。高島屋もあってにぎわう駅からは伊予鉄の郊外電車に乗って、三津に向かう


松山の港として栄えた三津浜の、商店街は今はかなり寂れてしまっているけれど

ここには鯛めしで有名な鯛やもありまして(予約必須!)

この店のまわりだけ混雑。今回私たちは鯛めしは回避し、別の名物のお好み焼きを狙ってきたのだけれど、駅前の一番人気店、日の出は、予約のを焼いているから1時間半くらいしないと食べられないね…と言われてこれも回避。てぽてぽ歩いて、みよしというお店へ

たまたま店内に誰もおらず、すわれたけれど

その後、お客自体がそうそう来るわけではないものの、電話がひっきりなしにはいり、お持ち帰りでつぎからつぎへと一人で切り盛りするおばちゃん、焼くわ焼くわ。小さい街で何軒もお好み焼きやがあってどこもこんな状況だとすると、街の人、お昼はみんなお好み焼きを食べているのかしら…。手を動かしつつ口も人一倍動くおばちゃんの楽しい話を聞きながら待ったお好み焼き

これはうどん入り580円、ソース味が素敵だし、皮ももっちりうまいし、牛脂がよいお味だし、とても旨いお好み焼きだったのでありました。そしておばちゃんの話曰く、この三津浜、最近は若い人に注目されているらしく、シャッター商店街に若い人の店がいろいろオープンしているとか。面白いね。松山とか、松江とか、地方都市でも、新幹線とかですぐに都会に出にくい地方都市のほうが、若者がちゃんと残っていて文化があって活気があるように思います。

この日が松山市議選挙、街のどこの掲示板もきっちり60枚全部貼られていてすごいなー、と見ながら、堀本かまぼこというところでじゃこ天を買い、また三津の駅へ。再び郊外電車に乗って松山市駅。市電に乗って


道後温泉に戻れば、からくり時計がきゅらきゅら

さて、本日投宿するお宿は、最近できた新しい『朧月夜』というところ。ちょっと奮発しましたが、これは入り口からして高級そうな感じが

雰囲気の良いロビーで

出てきますのは、御抹茶と松山名物山田屋まんじゅう。どこでも山田屋まんじゅう。いや、好きなんだけどね

このお宿、ロビーにフリードリンクがあって、このフリードリンクが気合入っていて


生ビールがある!ネスプレッソがある!すげー。そのほか、豆からひいてくれるコーヒーメーカーとか、ポンジュースとか、なんでもあるだよ…。すごいなおい。その後、宿のお風呂に行ったら、瓶の牛乳とコーヒー牛乳までフリードリンクだったよ…素敵…。
そして、通されたお部屋がまた…。居間

寝室

リビング

縁側

お風呂

洗面

水屋の

冷蔵庫には、瓶ビールとかそのほかいろいろ入ってて、全部フリーです…って、マジですか…とにかくもう居心地が良すぎて、ずっと部屋でのんびり温泉浸かっててもいいわー、って感じなのですよ。値段相応のことはあるわ、これは。お部屋に置いてあったタルトと、買ってきたタルトを並べてみた

その後、神の湯の入浴券もくれるというので、もう一度本館に入浴だけ行ったら、大層混雑していて、自分たちの後から行った人は入場も断われたとか。午前中のうちにのんびり行っておいてよかったなー

そして戻ってロビーでビールなど飲んで、部屋に戻ってのんびり過ごし、さて晩御飯。部屋食じゃないけど完全個室のお食事どころで。お酒は、60mlずつ5種類、愛媛県が開発した酒造好適米『しずく媛』を使ったお酒を出してくれるというのがあったのでそれにしまして

この『しずく媛』、私が酒米では一番好きな、松山三井を素に開発されたとか。ここで出てきたのは5種類ですが、この宿、20種類くらい取り揃えているらしいですぞ。辛口から甘口までいろいろ選んでくださいと言って出てきたこの5種類、特に城川郷が良かったなあ…。前に松山で呑んだお酒だ
http://liquor.g.hatena.ne.jp/zaikabou/20070501/1178230568
そして料理も季節感があって、目にも美しく、たいへん、おいしゅうございましたのでした…





お腹いっぱいになっていると、デザートは部屋に運びましょうか、と運んでくれる。いちいち心遣いがニクイ

ただ…予約サイト一休の感想にもいろいろ書かれておりましたが、お宿のグレードにしては料理が、とてもよいのだけれど、もう一歩ほしいところなのかもしれないなあ…とは思ったのでした。ちょっと量に偏った感じというか。いや、もちろん、大いに満足はしたんだけどね!まあとにかく、まことに結構な気分で夜も部屋の露天風呂に浸かり、就寝したのでありました
在華坊(@zaikabou)/2014年04月27日 - Twilog