日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

足立美術館へ

起きて温泉、朝飯バイキング、もういちど風呂。よいお宿であった。さて、足立美術館に向かうんだけれど、なんと、片道40分以上かかるのに、ちゃんと玉造温泉から無料の送迎バスが出ているという有難さ。これにのって向かった先は、じゅううんねん連続日本庭園ナンバーワン、足立美術館であります
足立美術館|ADACHI MUSEUM OF ART
いや、うん、確かに庭園すげーわ



思ったほど敷地面積が広大というわけでは(いや、じゅうぶんに広いんだけど)ないんだけれど、借景の使い方がとてもうまく、非常に広大に感じられるように作庭されている。確かにみものであるな、ここは。
そして美術作品のほうも。大観はまあ大観だけど、竹内栖鳳の作品がこんな多いとは思わなかったし、都路華香の良い屏風が見られてよかった。鏑木清方伊東深水上村松園竹内栖鳳菱田春草…と見た後に横山大観を見て、『……横山大観って…』『そう、下手』『下手』『下手です』『ですよね』『です』となったところが、今日の白眉。その後に横山大観がズラズラと並んだ部屋で、横山大観が何故、偉いのかはですね…、とか、これは上手い、これは下手、これは上手い下手じゃなくいい、大きい方がいい、戦後すぐにあっけらかんと富士山描いてる自意識とは、結局最後まで生き残ったから…などと有意義な会話が繰り広げられた。
陶芸作品も河井寛次郎魯山人(何階結婚してんねん)なかなか面白かったんですが、新館には最近の作品がかなりたくさん展示されてたけど、基本的に院展作家のいかにも院展な作品がズラズラズラズラ並んでおりまして、これは、まあ、うん…という感じでしたね…大観からの流れで院展全面バックアップ的な美術館なんですかね。

そうそう、足立美術館の足立全康てよく知らなかっけど、15歳の時に帰り車の有効活用で商売の面白さを…とか、大阪で倒産した会社の品を山陰の小売に流し…とか、東海道新幹線開業前に新大阪周辺の土地を…とか、根っからの目先鼻先の利く商売人な人のようだったです。こんだけのものを造っちゃうってすごいよね。庭園を見ながらのんびり珈琲して

また無料の送迎バスで米子駅へ。空港行きのバスで米子鬼太郎空港

米子鬼太郎空港は、変わったネーミング空港界的にはわりと初期のネーミングだけど、最近、高知龍馬、対馬やまねこ、宮崎ブーゲンビリア、のと山里、富山きときと、おいしい庄内、南ぬ島石垣…やりたい放題だよな。遅めの昼飯にスパゲティ食べて、ANA便にて

帰宅したのでありました。のんびりした良い旅でありました

在華坊(@zaikabou)/2015年02月02日 - Twilog