大巻伸嗣『くろい家』とアートアクセスあだち
土曜日、6時に起きて、野毛山公園から元久保町のあたりを7kmジョギング。1km6分くらいのペースだと何時までも走れるぞ!という感じになってきたので、ちゃんと定期的に走るもんだな、と。1月の中頃、1km6分ペースで走っていたら、3kmでヘバッテましたからね…
帰宅して布団を干してシャワー浴びて洗濯機を回して、あさごはん
布団取り込みお出かけ。横浜から上野東京ラインに乗り、上野乗り換えで北千住へ。先週、混雑していて振られた、大巻伸嗣「くろい家」へ。10時のオープンちょっと前に来たら、さすがに並んでいる人はいなかった
商店街の外れ、住宅街の狭い路地に案内を頼りに誘い込まれていくと、そこには黒黒とした建物がある
なぜこんなに真っ黒なのか。火事にでもあったのか
にしては、黒く塗ってあるようにも見える
何か、来歴を聞くのも憚られるような雰囲気を醸し出している。
中に入って2階に登れば、そこは真っ暗い空間。徐々に目を慣らして、じっと見ていると。まるで、吸われた魂が彷徨うのを、そっと物陰から見ているような、そんな時間が流れる。さらに、別室に案内されれば、その物陰から覗き見ていた魂は目の前に現れて、霧散していく…。
ゆらゆらとした目の前の光景から目が離せず、ずいぶん長い時間、見ていてしまった。これは良いものだ。コンセプト的には越後妻有で去年の夏に見た『影向の家』とほぼ似ているのだけれど
また、あの里山の空間と、この街中の路地の奥で見るのは、変わった趣がありました。係りの人からお勧めされて、もう一つ別の場所へ。今回の『くろい家』は単独の事業ではなく、『アートアクセスあだち 音まち千寿の縁』というプロジェクトの一環なのですね
さまざまな催しが行われている中で、商店街の反対側の外れあたり、タコの公園遊具がある
その目の前にあるのが『たこテラス』は、商店街などのアート活動のサロン的な、コミュニティスペースになっているらしい
ここで行われていた展示は、久保ガエタン「記憶の遠近法」
かつてこの地にあった千住火力発電所、その『お化け煙突』のリサーチを基にしたインスタレーションが、たこテラスの裏手で行われている(建物の中に居る人に案内してもらいましょう)。明治からの歴史、関係する人の語り、今も街中にモニュメントとして残る煙突から摂取した部分を利用した作品など、なかなか充実した内容だった。
このアートアクセスあだち、ほかにもいろいろイベントが行われているようなので、調べて訪ねてみてください。商店街にはまだ古い建物も残っていたり
よさげなお店がいろいろあったり、商店街をぶらぶら歩くのも楽しそうだった。さて、小雨が降ってきたのでこのあたりで引き上げ。神田に降りて、久しぶりに東京カオマンガイでひるごはん
お天気がこれから荒れてくるらしいので横浜に戻る。そして横浜スタジアムへ。今日から3月4月の一般チケット販売で、なおかつ、ファンクラブ特典の引き換え開始だったので、来てみたんですね。
ほんとうは昨日からネットでファンクラブ特典のネット予約を開始するはずだったんだけど、システム障害?でつながらず。今日の15時からにリスケされたので、ならば…と実際に来てみたんですが。
整理券が朝から配られていて、なおかつ、その時間を区切って指定した整理券の、指定通りの時間に来てもさらに2時間3時間押し…みたいな状況でひとがならんでいる…。
この時間に来てもどうしようもない状態だった。なんか、すごい人気になってしまったんだね…横浜スタジアムのチケット。 すでにチケットは相当品薄になっておりました
諦めて、伊勢佐木町に行って、ドコモの携帯を解約したり、お買い物したり。その後、待ち合わせて、『千花庵』で軽く、さらにアンテナアメリカでも軽く
飲みまして、帰宅したら、なんだか眠くなって、そうそうに寝ていたのでした…