正月2日、起床してすぐにテレビで新春の舞楽鑑賞。これを見ると新年だなあ、と感じる
2日目のあさごはん
箱根駅伝の鶴見中継所まで見守り、9時半前には家を出て、九段下まで。もちろん、靖国神社には初詣しませんよ。日の丸の小旗を持った、一般参賀帰りの忠良なる人民の皆様とすれ違いつつ、東京国立近代美術館工芸館へ。本日は入場無料
『未来へ続く美生活展』は、近現代モダン工芸のコレクション選なんだけど、後半にミナ・ペルホネンと須田悦弘やルーシー・リーとのコラボとかもあって楽しかったです。ミナ・ペルホネンの皆川明さんが展示企画に入ってるんですね
さらに東京国立近代美術館へも。こちらも本日無料。
『MOMAT コレクション 特集:ちょっと建築目線でみた美術、編年体』は、建築を軸に、時代を追って、描かれた建築や、日本画家と建築、復興とコンクリート、公害問題、関東大震災、阪神大震災、東日本大震災なども饒舌に語る見応えある内容だった。
駅や鉄道を描いた作品も多い
建築雑誌もたくさん展示されていて、神奈川県立近代美術館の鎌倉の開館時の新建築も
それから、最近、この館はチンポム大好きだなー。今回はChim↑Pom「BLACK OF DEATH 2013」「REAL TIMES」いずれも震災と原発事故に絡めた作品が2つ
普段は見たことの無い作品も多くて楽しかったんだけど
2階の展示がこじつけみたいなよくわからないキャプションがついていて、うーん、あれはなんなんだろう…。
そうそう、ハイライトのコーナーでは、原田直次郎の騎龍観音が11年ぶりに貸し出し中なので…埼玉県立近代美術館の原田直次郎展に出すのかな、対照的な藤田嗣治の2作品が並んでいました
MOMATサポーターズも更新。キャンペーン中につき、4500円に割引中で、かわいいトートバッグもついている。しかし、券面のデザインが前と一緒、通し番号も400番台だぞ…これ、400人くらいしか入会した人、いなかったんだろうか…
美術館を出て、東京駅までぶらぶらお散歩。なか卯で軽くカレーの昼飯。上野に出て、東京国立博物館へ
博物館に初詣の企画も今年でもう13回目であるらしく、とにかく人が多い。
長谷川等伯の松林図屏風前も人だかり。17日までの展示だけど、少し落ち着いたらまた来ようかなー
猿年ということで、猿の企画展示も。猿尽くしでかわいかった。特に、狩野山雪の猿猴図、かわいいよねえ…
もちろん、ここでも、パスポートを更新。図案は狩野山雪の猿猴図、4100円なり
さらに、ことのついでに…と東京国立科学博物館にも寄って、リピーターズパスを作成。1年間、国立科学博物館は入場し放題で1030円。1回で620円なのに、1年間何度でも入れて1030円の不思議
いずれにしても、これで上野の山は、トーハク、カハク、西美、常設は何時でも入り放題で素晴らしいのでした。森美術館は法人会員だからいいんだけど
あと入会するとすると、横浜美術館とサントリー美術館かねえ…。サントリー美術館は展示替えが頻繁にあって、入会していると展示替えの度に来れるのがいいですね、同伴者も無料になるし。すごくお得
横浜美術館協力会 | ご支援 | 美術館について | 横浜美術館
東京都現代美術館の賛助会員も毎年気になるんだけど、今年は半ばに大規模改修に入っちゃうからね…
さて、だいぶ話が逸れました。東京国立科学博物館もしばらく見物して出て、湯島のあたりをぶらぶら散策して秋葉原まで。京浜東北線で大井町、東急に乗り換えて帰宅、風呂に入って晩飯。
夜は歌舞伎座と松竹座の中継を見ていた。市川中車は「らくだ」の紙屑屋と、「芝浜」の魚屋をやっていて、結局、世話物のこういう役になるのだなあ…と思いながら見ていた
在華坊(@zaikabou)/2016年01月02日 - Twilog