国立民族学博物館『見世物大博覧会』と、住吉『もろもろ』
月曜日、5時15分に家を出て、いつものように日ノ出町から羽田空港へ
伊丹に到着後、バスを待つ間、ANAのターミナルに行っていたら、検査場に入るためのものすごい行列。
これ、どれぐらいの時間でさばけるんだろう。修学旅行生もいたけれど、それだけのせいじゃない感じ。木曜日はANAで朝戻る予定なので、不安だわー
バスに乗って甲子園に出て、それから客先に出向いてお仕事。思ったより早くに終わったので、次に移動する間に、ちょっと万博記念公園へ
おお…なんか太陽の塔とまっこう勝負している人がいるな。それにしても、よい天気で素敵。国立民族学博物館へ向かい『見世物大博覧会』を見る。
軽業曲芸見世物小屋、角兵衛獅子、覗きからくり菊人形、細工見世物生人形、サーカスに海外からの珍獣に、御神楽や女相撲、そして口上。ありとあらゆる、人々の「好奇心」を満たす見世物を網羅して紹介する、資料豊富な興味深い展覧会だった。
見世物、あるいはその従事者に対する社会的な目線の掘り返しが不足しているとは確かに思うし、そのような批評は真っ当だと思うのだが、この展覧会、最終章で博物館美術館まであらゆるものを、人々の関心のあり方としての「見世物」に包括し、展示導入部と包んでメタ的に見世物空間に引き込む。
そんなわけだから、「見世物」というものへの内省は、この展覧会自体においては敢えて語られておらず、そこは、展示を見に来た各自において、補完していただきたいと思うのです。寺山修司に、深淵から覗き込まれて終わる展覧会なのです、見世物大博覧会
しかし、その後、『月刊みんぱく』を読んでいたら、編集後記の一文が、あまりにも、その認識は天下のみんぱくとしてどうなのか、という文章でなあ…。うーん。
常設は本当に駆け足で。文化風習民俗のある時点の蒐集に留まらない、様々な外からの影響を受けたハイブリット文化の発展、そこにおけるアイデンティティの確保、内部における文化の保存と継承……そういった視点がリニューアルされる度にますます強固に打ち出されていて、本当に素晴らしいと思った。
さて、その後、また仕事に戻り、8時前まで。移動して、住吉へ。本日はここで飲んでみましょう、「もろもろ」という店
メニューをつらつら眺めていると、全国区の銘柄の日本酒に「御影」と書いてあるのが、神戸だなぁ、と思ったりして。そして、わりとワイン、良い感じ。店的には泡盛焼酎推しらしいが。
特定のものにこだわらず、気軽にいろいろ飲んで食べられる感じ。まずは刺し盛りから
さんまの刺身とか、なかなか良かった。そしてこれが当たり、かきと子持ちししゃものアヒージョ
その他、ワインを飲みながら軽くいろいろいただいたのでした。わりと良い店だと思いますが、奥のほうから聞こえた建築談義、建築系の大学教員の方らしく、修了設計とか〇〇大学とか除染とか断片的に聞こえてくるので、なるべく聞こえないようにしていましたが。
JRで移動して三ノ宮へ。みっひーさん!
はい、三ノ宮です
また、来てしまった、「ひょうたん」
店の場所がわからないという電話が、よくかかってきている店である。酒が謎である。泡盛と五加皮と紹興酒250円。
食べ物は餃子7つ370円だけである。タレが、醤油酢辣油以外に、肉味噌がある。全部混ぜると、とても美味しいたれになるのでした
さっといただいて、本日のカプセルホテルへ。いろんな風呂やサウナが充実している素敵なカプセルホテルで、おやすみなさい