日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

『みっける日常ヨコハマ』イベント『みっけた日常ガチンコ発表会!』が面白かった

祝日。朝から家でのんべんだらりんとして、昼前に出掛けて、歩いて西スポーツセンターのプールへ。1.2km泳いで、また歩いて帰宅。昼飯。

午後から黄金町へ

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ハツネウィングAで開催中の『みっける日常ヨコハマ』のイベント、『みっけた日常ガチンコ発表会!』の会場

www.koganecho.net

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先日の記事で書いた通り…

Twitter上で”ナンパ”された私は、『みっける日常ヨコハマ』の展示に1年365日分の写真と私物を提供している。

わたしと同じようにTwitterで”ナンパ”されて写真と私物を提供している人が4人いて、それ以外にもさまざまなアプローチで『だれか』の365日分の写真が使われている展覧会。今日はその作品プレゼン!のイベントというわけです。

まず、最初にディレクションの北川貴好さんから解説。この試み、最初は、『30秒に一階みっける写真道場!!』からはじまっている

街を歩き回り、1日かけて1000枚(およそ30秒に1回)の写真を撮影して、それを1枚0.2~0.3秒で高速回転すると、3~5分のコマドリアニメのような映像作品ができる。それに即興で撮影者が解説をつける、という試み。横浜でもワークショップ形式で何回か開催されている。

北川さんはそこから発展させて、スマホの中に入っている1年365日分の写真を高速回転させて、自分自身の1年を即興解説する、という『宴会芸』をある場所で披露した。それを別の人の写真でもやろう、というわけ。

そして、北川さんがセレクトした4組のアーティストに、そのアーティスト自身の写真ではなく、見知らぬ『だれか』を探してその写真を提供してもらって、作品として仕上げましょう!というミッションが課されていたわけです。

『誰か』へのアプローチは人それぞれ。演出家の市原幹也さんは写真を借りるための戯曲を書き、写真を貸してもらうまでを”上演”して、作品に仕立てるプラン。ネット上に『だれか』がアップロードした写真へのアプローチからお芝居ははじまる。

んで、市原さんと組んだヨシミマリナさんが、私がTwitterにアップした伊勢山皇大神宮の写真を見てアプローチしてきたところから私が参加した作品ははじまるんだけど、同様に市原さん自身がネットパンパした人が4人いて、今回のイベントでは、その皆さんとも一緒に登壇。これがまあみなさん美女ぞろいで、市原さんネットナンパの才覚ありまくりじゃないですか…。声優として活躍している人、トランスジェンダーの自分自身を発信している人、音大に通い歌も歌いながらモデル活動もしている人、着物大好きでいろいろ発信している人、そして私。

展示されている作品もとても面白いんだけれど、それぞれの人から語られる自分自身も、とても興味深いもので、話を聞いてからまた作品を見てみよう、と思った。

続いての佐藤史治さんと原口寛子さんのユニットの展示は、2人が以前作った映像作品を、横浜でみつけた佐藤さん、原口さんに再演してもらう、というもの。そして、その佐藤さん、原口さんが提供した写真について語ってもらい、その解説をまた佐藤さんと原口さんが再演する。この日のパフォーマンスでは、佐藤さんと原口さんが再演した佐藤さんと原口さんの作品の佐藤さんと原口さんによるアーティストトークを佐藤さんと原口さんが再演…ああ!どっちがどっち!そんなアイデンティティーの危うさがある、しかし微妙に作り出されてる間が面白い。

浦元広美さんは、自身の『先入観』を出発点にした作品。男子高校生へのイメージ、先入観から作り上げられた『男子高校生』像を、当の男子高校生に台本通り演じてもらう、それと実際のその人自身、その人の365日分の写真を対比させる…という作品。この日のトークはその作品についての非常に明快な解説で、そして浦元さんの語りが滅茶苦茶面白い。使おうとして没になった『ハーフの男子高校生』のくだりは大爆笑だった。

タノタイガさんは、なかなか、街の位置付け的に微妙な作品で、タノタイガさん自身がこの日はインフルエンザで急遽欠席となって電話でコメント。その電話でコメントしているうまく通じない具合が、作品にも表れたある女性を取り上げた作品の微妙の距離感をまた象徴しているような、そんなパフォーマンスになっていた。

とにかく2時間、想像していた以上にスリリングで、とても面白かったし、役者揃いだったし…。その後、同じ場所で懇親会もあったのだけれど、その場で聞いた話を含めて、アイデンティティと承認欲求と先入観とWeb人格とそれぞれの居場所について深く思いを致す機会になった。

今回の誘いに乗って、本当に良かったと思ったのです。

展示は14日まであります。ぜひ、見に来てください。

その後、新福菜館で中華そばと焼きめしを食べて帰宅したのでした。

在華坊(@zaikabou)/2016年02月11日 - Twilog

極私的福岡観光案内、そして北九州も

ヨッピーさんの大阪観光紹介記事を受けて書かれた、hageatamaさんの福岡観光紹介記事がとても良くできていて、行くべき場所を抑えているなー、と思ったのだけれど

【永久保存版】元福岡市民が全力で1泊2日の福岡市周辺観光してみた | はげあたま.org

なるほど、確かに福岡は見に行くところがあまり…なのであるよね。観光と言うと、大宰府とか、柳川に行ってしまう。唐津もいいかな。おばか観光地として『宝当神社』とか

ご参考までに、自分が以前に福岡に仕事に行った時の、福岡周遊の様子をまとめておきます。

これはある時の1泊2日。洋菓子のABELお勧め。屋根裏漠は孤独のグルメ原作ファンとかにもお勧めしたい、久住さん系のお店。薬院の『西亭』よい店だった。工藝風向という素敵な店も憶えておきましょう。

神社好きなら香椎宮も良い(近郊まで足を伸ばすと宗像大社も良いのだけれど、あそこは本来は、沖ノ島まで行ってなんぼ、というところもあるしなあ…行けないけど)

大宰府まで行かずに福岡で美術館博物館と言うと、福岡アジア美術館であります。アジアの現代美術の数少ないハブ的役割を担っている美術館です。最近、シンガポールにすごいとこが出来たけど。あと、福岡市美術館も、コレクションが地味になかなか良いのだ

この時も福岡アジア美術館に行ってるな…。あ、ちょっと飲むなら、博多駅のほろよい横丁、おすすめ

結局、食べ物の話に収れんしちゃうんだよな。ついでなので、鯖の『きはる』という店は美味かったし、柳橋市場は楽しい場所だ

この時も朝は柳橋市場、それから大宰府九州国立博物館、長浜、福岡アジア美術館コースだな

この時は熊本に行っているから直接は関係ないんだけど、夜は博多泊り。お泊りは鹿島本館もお勧め

福岡のお泊りだと、まあ有名だけど、HOTEL IL PALAZZOも良かったですね

おしゃれ旅行だったらこの本は参考になるかと思います

d design travel FUKUOKA (ペーパーバック)

d design travel FUKUOKA (ペーパーバック)

 

…とまあ、こういう感じで、福岡観光だと、お店紹介の要素が強くなってしまうわけですよね。

で、街としての勢いとかだと北九州より福岡のほうが…であるのだけれど、いざ観光資源的に言うと、北九州がかなり強い。炭鉱と港湾、歴史的背景がいろいろあるので、観光資源が自然、多くなるわけですね。

北九州に観光に行く場合、まず読むべきは、フリーペーパーの『雲のうえ』である。スターフライヤーの機内に配備されているから、スターフライヤーで飛ぶべし。下記紹介文章を熟読されたい

1巻~5巻は総集編になっている。これも買うべし

雲のうえ: 一号から五号

雲のうえ: 一号から五号

 

 

自分があまり北九州に行けているわけではないけれど、数少ない行った記録としては、こんな感じ。まずは門司港と下関。歩いてトンネルくぐるのが楽しいですよ

そして筑豊。北九州に行ったなら、筑豊を歩くべきである。あと、北九州なら若松で電車を降りて、港湾部もぶらぶらして、渡し船に乗ったりするのが、また楽しいのです。

なんだかまとまりの無い話になったけれど、福岡に遊びに行くなら、福岡市内にこだわらず、大宰府や柳川、唐津に限らず、北九州にも足を伸ばすと楽しいと思うのでした。