土曜日、5時半起床。実は今日は、かたしな高原スキー場に行こうと思って、身支度も整えてあったのですけれどね。昨夜寝たのが2時半だったし、うーむ、体調大丈夫かな…と思いながら一旦は家を出てみたものの。そういえば、春の青春18きっぷの期間って何時からだっけ…と調べたら、もう発売中、3月1日から使用可能じゃないですか!だったら、使用可能なタイミングで行こう…と急遽、思いなおしまして。
いったん帰宅し、どうせ早く起きたので、ランニング。いつもは野毛山のほうに行くんだけれど、今日は天気もいいし、ちょっと変わったコースを…と、桜木町駅から出発。
汽車道を通り、赤レンガ倉庫を横目で見ながら、さらに汽車道をそのまま進んで山下公園へ。氷川丸の先まで行き、そのまま引き返して、大さん橋では奥まで。とにかくどこからでも朝焼けの港の風景が見えてたいへんよろし。
象の鼻パークから赤レンガ倉庫の奥に抜けて、新しい商業施設が出来ているのを見ながらカップヌードルミュージアムパークさらに橋を渡って臨港パークに抜けて、ぐるっと回って日産グローバル本社前。そのまま、桜木町駅まで。
上記はNike+の記録。とにかく信号にほとんど捕まらず、走りやすくて、景色が素晴らしくて(ほぼ、横浜臨海部観光コースダイジェストである)、ちょうど10kmくらいで、よいコースでありました。週末の朝はこっちを走ろう。
風呂に入って洗濯機をまわし、あさごはん
9時過ぎにお出かけして、青春18きっぷを購入。買ったのいつ以来だろうと思ったら、2007年の夏以来だった(ブログ便利)。注意書きがたくさんついていて、なかなか複雑でありますね
特に今回は、北海道新幹線開業に伴う、海峡線の運休のご案内が載っている。
桜木町から横浜、東海道線で品川、山手線で大崎、埼京線で池袋へ。取り壊し目前の旧豊島区役所の庁舎で、今日明日だけ、藝大の若手アーティストらによる展覧会があるよと聞いてやってきたわけですが…
なにやら、痛車の展示会とか
おそ松さんと代アニのコラボで、アフレコ体験とか
なんかいろいろやってまして、肝心の目的はどこじゃ…と若干困惑。えーと
あ、この4階の『COLLAPSE EVE』ですね。というわけで、見てきたわけですが…
うーん…個々、面白い作品もあるにはあったけど、どうもその、取り壊し前だから好き勝手やっていいよ!というのに引っ張られた感じの、とにかく汚しました系の展示がかなりあって、それ以上になっていない印象を受けたものがまた多くてですね…
この、ちょこっと時計がずれているのに一番こころ動かされたりしまして。まあ、うん、はい。
こういう、建物取り壊し前にはっちゃけます展覧会、わりと多いよね。この近所だと、旧豊島区中央図書館の取り壊し前の『荒地 演劇的インスタレーション』はとても良い展覧会だった
あとは、神田周辺でやったアレとか。まあ、でもやっはり、フランス大使館のはすごかったよね…
たてものをグルリと眺めて
外へ。早目の昼飯を食べようと思ったけれど、どうにも東口はチェーン店ばかりで閉口し、メレやんがおススメしていた
西口の永利へ。メニューを見ると、どう考えても良い店だ。そして昼からみんな、ビールを飲んでいる。本格的にはじめたくなったけど、いやいや…と自重して、担々麺を
たいへん、美味しゅうございました。副都心線で渋谷に出て、Bunkamura・ザ・ミュージアムのラファエロ前派展
これはもう、ラファエロ前派だ!という内容でありまして、ほんとうにきれいでございました。あの、どろどろした人間関係を抉り出して、ダウントン・アビーのスタッフで、ラファエル前派、ドラマ化してほしい。
渋谷駅に出ると、あまり盛り上がらない反原発集会の周辺に、そんなにいらんやろ、という数の警官と公安。これから制服向上委員会も来るとか。
山手線から中央線に乗り換えて千駄ヶ谷、東京体育館のプールで1.5km泳ぎました。今日はえらく人が多くて、活気がある…を通り越して、どこか浮き足立ったような雰囲気さえあり。明日が東京マラソンだからでしょうか。
さすがに眠くなりつつ、秋葉原に出て、ちょっと買い物。さらに山手線に乗って、目黒へ
目黒区美術館『気仙沼と、東日本大震災の記憶ーリアス・アーク美術館 東日本大震災の記録と津波の災害史ー』を見る
気仙沼の丘の上にある、リアス・アーク美術館所蔵の被災地写真200点をはじめ、被災物の実物と写真、過去の津波史資料、民俗資料な ど、合計400点あまりの展覧会。無料で3月21日まで。これは来た方が良い。
地震直後からの、被災地写真の一枚一枚に付けられたとても丁寧な解説、言葉の説明を読んでいく。非日常的な茫然とするしかない、津波、そしてがれきの風景。重油の臭い、焼けた臭い、散乱したカツオやさんまや、魚の腐敗臭。
そんな、たくさんのことばを追っていっても、尚更、それでもなお語り得ぬ、語り切れぬ事実、物語が背後に膨大にあることが想起される。たくさんのことが付きつけられる。そして写真を 見ている自分自身の中にも、当時を思い出しながら、無数の言葉が当て所なく交差し、とにかく、なんと言ったらいいか、万感言葉に出来ず。
被災物には、それにまつわる物語が一つ一つ付けられている。しかし、その多くは事実では無く、美術館のスタッフ自身の体験、数多くの証言収集を基にした創 作である。だけれど、敢えてそれを付けることは、民俗資料の収集も行い地域の歴史を語り継ぐ美術館としての、震災の歴史を語り継ぐ決意が見とれる。すべての場所、物に、たくさんの物語がとりついている。
今回の展示でも最後のコーナーに、海とともに生きてきた気仙沼の歴史、民俗を語る展示がある。震災の写真や被災物の展示と、それらの展示が有機的に結びつ いているのだ。兎に角、被災写真一つ一つを見るだけでも胸に多くのことがこみ上げてくる。現在進行形の震災を振り返りに、ぜひ、見に行ってほしい。
重いものを抱えて美術館を出て、中目黒まで川沿いを歩く。ちょっと飲んで帰ってもいいけれど、今日は走ったし泳いだし、帰宅して晩飯にしよう…。桜木町駅に着き、晩のおかずにする野菜など買って、クロネコヤマトの営業所で荷物を受け取って、ひーひー言いながらもって帰宅。これ
自転車が来た!Kanoseさんに唆されて…ではなく、お得な特売情報を教えてもらって、秒速でポチッた自転車がきましたよー
この、KhodaaBloomeの Farna700F、フラットバーロード。115,000円に消費税で124,200円のところ、30%以上OFFの85,000円で購入しました。さて、さっそく箱を開けて…といきたいところだけれど、今日は疲れたのでばんごはんにします
柿千の鯖棒鮓、カブのソテー、舞茸とハム切り落としの蒸し物、キンピラ。お酒は、七田の7割5分雄町無濾過生、鶴齢の美山錦特別純米生原酒、金亀の白80生が、すべて未開封というヘブン状態なので、どれから開けようかなという幸せ状態。
結局、七田をあけまして、BSでやってたチャーリーズ・エンジェル フルスロットルをだらだら見ながら晩飯にしたのでした