昨晩は亀有であまり深酒せずに日が廻ってすぐくらいに帰宅し、就寝。目覚めて7時過ぎ。さて、本日はハーフマラソンを走るのだよ…
年明けから少しずつランニングはしてきたんですが…
結局、走ったのは最高でも15kmで、20kmは未経験の距離。中高生のころだって、そんな長距離走ったことはありません。15km走ったペースでもう6kmくらいは大丈夫だろうという感覚はあったけれど、なにしろはじめてのことだから。
朝飯はうどんを食べて、風呂に入り、ウェアの上から暖かいのを着込んで、バスで磯子へ。日清オイリオの工場には9時40分くらいに到着。そろそろ10kmの部、1500人の参加者は発走が近い時間で徐々にスタート地点に集まりつつある時間帯。一昨年は10km走ったので、もっと早く着いてたね
受付を済ませてゼッケンなどを受け取り、ウェアに取り付けて
しばらくストレッチなど。ハーフマラソンは6500人も出場するので工場の敷地内がたいそうな混雑。トイレも長蛇の列。そしてこのレース、市民ランナーに加えて、箱根駅伝出場者もたくさん走るのです。青山学院大学だけで何十人と出場している。自分の半分以下のタイムでゴールするんだよなー、すごいなー…。
レース前に…とVAAMの長時間運動に効きそうなやつを摂取して…こういうのね。どれくらい効果があるかわからんけど
200円払って、荷物と、羽織っていたものを脱いでビニール袋に入れて預ける。晴れているけれど、そして気温も5度以上はあるのだけれど、風がわりと強くて寒い。
国道357号線に出て、事前に申告していた想定タイム別にA~Eまでのスタート位置に分かれる。そのさらに前に、大学エリートのみなさん。
スタート位置近くで、ちょっと走ってみて荷物(ジョギング用のウェストポーチに、補給用のゼリーと、小銭と、計測用のiPhoneなどを入れてある)の位置や締め付け具合を調整し、11時30分スタート…しても、実際のスタート位置までは歩きながら5分くらいかかり、いよいよ本番スタート
まわりのペースに合わせて走っていたら、iPhoneのNIKE+アプリさんからは、最初の1kmは6分20秒くらいの随分のんびりペース。とはいえとにかく今回は完走が目的なので、周囲に合わせて無理なく進む。
周囲は磯子の工場地帯なので、発電所や製油所の風景が青空の下に見えて、実に良い環境。折り返してすれ違う青学軍団の速さに驚愕しながらも、こちらは同じペース。折り返して一旦スタート地点まで戻り、知り合いの人に応援されて(ありがとうございます!)写真を撮られて
10km走った時点で、そこまでの平均ペースは6分15秒くらい。とくに疲れた感じも無かったので、折り返しその2を過ぎたあたりから、一時的に5分30秒くらいまで上げたり、少しずつペースを上げていく。
なんだけど、15kmを越えたくらいはなんてこと無かったんだけど、折り返しその3、16.7km地点を過ぎたあたりから、脚が重い。太ももがなかなか上がらない。なるほど、慣れない距離を走るとこうなるのか…そのまま、6分30秒くらいのペースに。
20km地点を過ぎて、ピッチ走法からストライド走法に切り替えたら脚が進むようになり、5分30秒くらいのペース、ゴール前はよくわからないスパートをしてゴール。手元の時計で2時間13分ちょっと、というところだったのでした。
とにかくお天気もよくて、気持ちよく走れて、完走できたのでよかった。タイムも概ね目標どおり。やっぱり、心肺的には余裕があったので、もう少し走りこんで足を慣らせば、タイムは伸ばせるのでしょうね。とりあえず来年は2時間を切るのをマストにしよう。
ゴール後、完走記念のTシャツを受け取り、今回のマラソンに誘ってくれた方に写真を撮ってもらい、ホッと一息。磯子駅は大混雑だったのでバス停まで歩き、帰宅。
着替えてまた出かけて、歩いて横浜橋商店街を抜けて仲乃湯へ。
銭湯の広い浴槽にざぶんと身を沈めて、ぼんやりしながら、風呂上がりにビールを飲もう…何を食べようか…どこの店にしようか…と、思いを巡らせている時間の幸せさよ。
結局、今日はのんびりテレビ見ながら家飲みかな…ということになり、横浜橋商店街でおかずを買い込む。帰宅途中、黄金町に寄り道してこの展覧会へ
『だれかが 撮った1年間365日の写真を、
みっける/ 高速スライドショーでアーティストが作品にする。』
をテーマにした展覧会で、北川貴好さんがディレクター。参加アーティストが横浜の人に様々な方法でアプローチして365日分の写真を提供してもらい、それを基に作品を作り出す。高速回転する写真から立ち上がる「だれか」が面白い。
で、ですね、自分もこれに『だれか』として参加していましてね。自分のこのTwitterを…
伊勢山皇大神宮に行きましたが、摂社の氏神様、子之大神にだけお詣りしてきました pic.twitter.com/IhKOmuASpG
— 在華坊 (@zaikabou) 2016, 1月 10
Twitter上で検索して見た、ヨシミマリナさんから声を掛けられたとこから“戯曲”の上演ははじまる。渋谷、野毛…と会って、メールでも何度かやりとりし、365日分、4500枚撮影されたiPhoneの写真、そして私物をいろいろと貸し出した、というわけ。
その自分の空間は、扉の中にあった。そこに自分自身が作られていて、自分で改めて見ても面白いんだけど、これを他人が見たらどういう印象を受けるのだろう?自分はどういうふうに見られるんだろうか?そんなふうに見ていて、とても面白かった。どんなふうに仕上がっているかは見てのお楽しみ…
他の方の日常も、それぞれの切り出し方、組み立て方があり、いろんな確度からその人物の日常が浮かび上がってくる。人によってこんなに写真の蓄積が違うのか!とか、いろいろと楽しい発見もあった。
『みっける日常ヨコハマ』は2月14日までの開催で、毎日11:00〜19:00。11日祝日の15時からはイベント(参加費500円)もあり、私もそれに、ちょっと出る予定です。
目の前でやってる「のきさきアートフェア」も、合わせて見に来てください。展示はいずれも無料です。
北川さんといろいろお話し、なんと、前々からお会いしたかった方とも出会えて、楽しい気分で帰宅。ばんごはん。トマトの糠漬け美味しい