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上海蘇州杭州宣興 8日間の旅まとめ

GWに、蘇州や杭州に行く旅に誘われ、前後に日程をくっつけて8日間、中国に行ってきました。上海から入って、蘇州、杭州、宣興とまわる8日間の旅。この巨大な駅は杭州東駅

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帰国後、旅行記を書いたんですが、ネット環境や移動手段など、中国特有の事情の下調べから書いていたらえらい量になってしまい、全部で5万3千字、写真600枚という膨大なことに。

しかしともかく、電車の乗り方やキャッシュレス決済の隆盛や、最近の上海の美術館事情など、なにかしら役に立つこともあるかもと思いますので、以下にまとめておきます。暇つぶしにでも、読んでいただければ幸いです。

まずは、いちばん膨大な量になってしまった準備編。2017年5月現在の情報としてはかなり正確で詳細と自負していますが、中国では政府の方針も社会情勢もダイナミックにすごいスピードで変化しますので、最新の情報は都度仕入れたほうが良いかと思います。 

続いて、旅行記。初日はビジネスクラスの無料アップグレードという幸運がありつつ、上海に入ってクラシックホテルにチェックイン。上海は再訪となりますが、5月1日のメーデーに、名所や、屠畜場をリノベしたスペースなどめぐりました。 

翌日は、上海から少し離れて郊外へ。地下鉄やリニアや空港バス以外の乗り物に乗るのが楽しみだったので。鉄道、高鉄、路線バスなどの交通手段などを使って、水郷古鎮である西塘に行ってきました。上海に戻ってからのプーアル茶カフェもなかなか興味深かった 

2日目までは一人旅。2日目の夜に、もとから誘ってくれた人と合流して、蘇州から少し距離のある東山というところに行き、3日目は東山の田舎で、なぜか知らない方の結婚式の宴席に加わることに。貴重な大変をさせてもらいました。この陸巷古村自体も、なかなか面白いところだった。 

4日目は蘇州から杭州へ高鉄で移動し、杭州の中国美術学院美術館で労働絵画を見たり、有名なお茶、龍井の畑を見に行ったり、某超高級リゾートに入り込んだり、人のお宅に上がらせてもらってお茶を振舞われたり。連日、ご馳走攻めです 

5日目は朝の西湖を散策した後、杭州から移動。この杭州東駅の国際空港のような巨大さに驚きました。そして移動した先の宣興、宣興紫砂壷の名で知られる中国一の急須の産地で、よい急須をたくさん見ることができました。この日も、昼も夜もご馳走攻め。太る…しかし美味い。白酒も美味い。 

6日目はちょっとのんびり。午前中は引き続き宣興で過ごし、お昼に美味しい麺をいただいてから、午後の高鉄で上海へ。上海の茶葉市場は、お茶に関わるものが何でも手に入る、とても素敵なところでした。 

7日目、誘っていただいた方とは朝別れて、午前中は本日帰国組とお買い物。午後からはまた1人になって、上海西岸にある、巨大な個人美術館で現代美術の展覧会を2つ見てきました。一般的な観光客が見る上海とは違う、若いお金持ちの街上海を見て、驚きと感心が。老房子を利用した小さなホテルも、とても良いところだった。 

最終日は雨。上海博物館だけ午前中に行く。初日に見た郊外の住小区と、最終日に見た中心部の高級住小区の違いも面白く、もっと丹念に見たいと思いました。午後は上海浦東空港に移動して、帰国。去年の秋にリニューアルしたJALのラウンジについても書いてあります。

以上、かなりの大長編になっていますが、興味ありましたらよろしくお願いいたします。

なお、昨年の秋に行った台北台南旅行、3年前に行ったソウル旅行も、かなり詳しく書いてありますので、ご興味ありましたら、合わせてお読みください。

こちらは台湾の旅。台北から入って台南に行き、また台北に戻り。とにかくよく歩いて、よく食べた旅 

続いては、3年前のソウルの旅。定番観光地に行ったり、38度線を見に行ったりもしましたが、美術館博物館の充実ぶりに、いちばん驚いた旅でもありました。焼肉もうまかった。東アジアつながりで、こちらも興味ありましたらどうぞ