日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

WeChat Payへの入金、プチぼったくり居酒屋『風物語』の今、サンシャワー展、中華街『南粤美食』

土曜日、部屋の片づけをしてから出て、久しぶりの献血

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横浜駅東口で185回目の献血、血小板20単位。看護師さんから『今日も大変良い血小板量で』『(何単位ですか?と聞いたら)20単位です、〇〇さんはいつも20単位です』『うちのリピーターですから…』『久しぶりですね、前回は400mlだったんですね、できれば成分を…』などなどと…ははは

新宿に移動。アカシアに飯食いに行ったら、女子2人と相席になり。上京薄幸女子がクズ彼氏とようやく別れられたという話を、姉御系女子がこれからいいことあるよと励ましながら聞いているという、たいへん、新宿らしい光景に遭遇する。

さて、新宿『歌舞伎城』に置いてある「POCKET CHANGE」見てきた。

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米ドル、ユーロ、中国元、ウォン、日本円の紙幣と硬貨を、各種電子マネーに交換できる装置。日本人なら通常はEdyAmazonギフト券WAONにするだろうけど、WeChat Payに入金可能なのがポイント。

日本人にとってWeChat Payの使用はハードルが高い。以前、上海旅行の準備をしている時に書いたのだけれど 

まずアプリのウォレット機能の有効化には人から送金して貰う必要があり、知り合いでWeChat Payが使える人を探すしかない。しかしこれは、見つかれば初回に1元でも送金してもらい、日本国内のクレジットカードを登録すれば有効化できる。

しかし、登録したクレジットカードからチャージは出来ない。中国国内の銀行口座を持たないと自力ではチャージできない。中国に行けば、ホテルの人に現金を渡して送金して貰うという手があるが、抵抗を感じる人もいるかもだし、そもそも、日本国内ではどうしようもない。

そこで、日本国内でWeChat Payに入金できる希少な手段となるのが「POCKET CHANGE」なのである。東京だと羽田空港国際線ターミナルと歌舞伎町、他には福岡空港や大阪のホテルに設置されている。

で、この機械であるけれど

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利用者の国として中国や香港を選択すると、WeChat Payへの入金が選択できる。最初にどこの国を選んでも、歌舞伎町の場合、入金可能な通貨は米ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン、日本円の5種類。硬貨も紙幣もいける。元以外の通貨だと設定レートで両替される。

ちなみに、一度少額利用すると出てくるクーポンコードを入力すると、両替のレートが良くなるけど。それでも1000円か57元で、1元17.54円。空港なら悪くないレートだろうけど、新宿なら周囲で17円程度で両替してくれる店があるので、そこで円から元に両替してからチャージしたほうが良さそう。

そして、どうやって自分のWeChatのウォレットに入金するのかと思ったら、

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機械からQRコードつきのレシートが出てきた。これをWeChatのアプリで読ませたら、ワンクリックであっとゆーまにチャージされましたですよ

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ただし、ここまでの方法で有効化、チャージしたWeChat Payでは、日本国内では使えないみたい。中国本土でも必ず使えるという保証は無し。そのあたり、自己責任でお願いします。このあたりも参考にしてみてください。

面白い機械を試した後は、新宿ぶらぶら。周大福が新宿にあるのだな!と見たり

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プチぼったくり居酒屋の定点観測をしたり。Mビル、K3ビル、あたりのプチぼったくり居酒屋の変遷は相変わらずであるね

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しかしですね、今回、びっくりしたのが。2014年暮れに一斉を風靡したプチぼったくり居酒屋『風物語』のあった場所、長く空き店舗で借り手がつくか心配していたのですね 

が、ついに新店舗が。

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しかもロシア料理『スンガリー』の新宿西口店が移転オープンという、素性の確かさである。これは行かねば、と思ったのだ。

Russian Restaurant Sungari

今回、「風物語」の跡地に良い店が入ったのを見届けて、憑き物が落ちたような気持ちだ。プチぼったくり居酒屋追跡もそろそろ潮時かもしれないです。

さてその後、森美術館国立新美術館『サンシャワー:東南アジアの現代美術展』を駆け足気味で見てきたが…。

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うーん、なんだろうな、作品は良いのも沢山あるんだけど、目が滑るというか、詰め込み過ぎというか、ショーウィンドウじゃねぇんだぞ、というか、特に新美術館のほう、なんかモヤモヤする展覧会だった。

はい。六本木アートナイトの喧騒がこれからはじまりそうなのを後にして、私は横浜に戻り。

中華街『南粤美食』へ。

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カウンターに座ると厨房に魅力的なものが沢山あって。腸詰、干した魚、鮑や貝柱や燕の巣や乾物の数々、そしてなんだかわからないけど魚が浸かった瓶の数々…

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どれも魅力的すぎるのだが、やはり気になるのは、いちばん大きな瓶である。近寄ってみると、中には鮑、海鼠、クコの実、冬虫夏草、その他、正体不明な何物かの数々。凝縮したエキスが出そうなものがパンパンに詰められてすごい色になっている。しかも、瓶のラベルには、昭和63年と書かれているのだ。これにいったい、幾らかかっているのか。

そんなものを眺めながら、ごはん。夜の南粤美食、鶏は早々に売り切れるので、事前に予約が良さそうですね。今日は滷水鴨(アヒルの醤油煮)

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自家製腸詰とセロリの炒め物

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香港雲呑麺

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鹹魚炒飯を。

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鴨や雲呑麺が絶品なのは勿論、炒め物のレベルの高さに驚いたし、時間かかるよと言いながら作ってくれた鹹魚の炒飯がまたもう…。やはり凄い店だ。

すっかり満足してぶらぶら歩き、横浜スタジアム

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延長10回表、タナケンが打ち込まれるのを眺めて、帰宅したのでした

在華坊(@zaikabou)/2017年09月30日 - Twilog