また、妻有へ。絵本と木の実の美術館と、松代『松苧』のへぎそば
毎年、夏になると、越後妻有に行かないといけない体になってしまっている。今回は光の館の宿泊予約を半年前からしていて、9月になった。で、12人集めて本日は合宿になるわけだけれど、まずはそこに至るまでのお話。
7時前に家を出て、東京駅へ。グランスタ丸の内で朝食を買おうとするもなんだか広大でよくわからず、結局、改札内のグランスタで朝食を仕入れて8時24分のMaxとき乗車、車内で期せずして現地で落ち合う人に会ったりしつつ、越後湯沢からほくほく線の超快速スノーラビットに乗り換えて、十日町に着いたのが10時20分。
高崎から車を出してくれた友人に乗せてもらい、まずは『絵本と木の実の美術館』へ
鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館 - 鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館の公式サイト
絵本作家、イラストレーター、田島征三が、廃校全体をひとつの絵本に仕立てたこの美術館、とてもよく造りこまれていて
あちこちに仕掛けが満載で、まったく飽きさせない。これは楽しい。越後妻有にある廃校作品の中でも、最後の教室と並ぶツートップなのでは。これまで来ていなかった不明を恥じたい…。
夏の特別展覧会「ともとも・シズリン&征三の乱れ打ち!」というのも、日常の様々なものが楽器になっていて、みんなで乱れうちしたり
空間全体が、これ、子どもは絶対楽しいよね、と言いながら、大人がいちばん楽しんじゃうやつや…
はー、なんだか、思った以上に堪能して長居。カフェのドリンクもおいしゅうございました。
窓の外をぼんやり眺めているだけでも気持ちが生き返えるようだし、ヤギがフリーダムに飼われているのも良い。
そろそろ腰を上げて、さて、お昼。里山ビュッフェは明日にとっておくことにして、本日は『松苧』へ
この近辺、美味しいへぎそばの店は数あれど、最初に美味しいと思ったのはこの店だった。ほくほく線の寄席列車の企画で呼ばれて落語をやって、松代にある大学のセミナーハウスに泊まって絶品の舞茸鍋を楽しみ、理事の革マル武勇伝にヤジを飛ばし、翌日、美味しい店があるよ、と連れてこられたのが、この店だったのだ。
車が無いと不便な場所なので、今回は車で連れてきてもらったわけ。このお蕎麦がですね
蕎麦ももちろん美味いんだけど、自分で収穫したという山菜や野草の天ぷらや、茄子の漬物や、味噌豆が本当に美味くて、大層満足したのでした。
その後、十日町に向かい、スーパーで買いだしをして光の館に向かうわけですが、それは違う記事で