土曜日、昼前にお出掛けして、横浜からバスに乗って神奈川大学へ。目的地は図書館です
図書館の一コーナーでの展示だけれど、状態良いポスター23枚の他、多数の本や冊子、資料、当時の新聞、訪中学生友好参観団の資料など、思いのほか充実した内容。ポスターを収録した冊子までもらえた。
文化大革命関係のポスター、みんな値段がついていて、買う物だったんですかね。街中の店で買えたのだろうか、値段は8份から1角2份くらい。訪中学生友好参観団の記録は、香港から入って各地を列車やバスで巡る旅程や、座談会の議事録とか、非常に興味深いものだった。去年の明治大学での展覧会も思いだしますね
今回の展示はコレクションのほんの一部で、全体が整理されたら、あらためて展覧会とかやってくれると嬉しい。
https://www.toho-shoten.co.jp/toho-web/search/detail?id=9900009858&bookType=jp
その訪中学生友好参観団については上リンクの本に詳しいみたいだけど、展示されていた旅程表、香港から広州に入って、韶山とか井岡山とかじっくり巡ってて大変面白かったけど、上海の宿泊先が和平飯店で、贅沢だな!と。でも、50年前の和平飯店って、どんなんだかなー。浦江飯店みたいなバックパッカー宿ではないよねぇ?
と思っていたら、当時、外国人が泊まれる宿自体が少なかったのでは、と指摘されて、なるほど、と。
この日はシンポジウムも行われていて、非常に興味深い内容で会場も満員だったみたい。展示は25日まで
https://www.toho-shoten.co.jp/toho/saiji18-068.html
東横線の白楽まで歩く道すがら、六角橋商店街のお店で休憩。『カフェあめんどろ』という店で、さつまいも専門のカフェ
芋スイーツ美味しい。さつまいもを芋蜜にしたものも試食させてくれた
横浜美術館『イサム・ノグチと長谷川三郎-変わるものと変わらざるもの』
戦後来日したイサム・ノグチは日本の美術界に歓待されたけど、その中でも交流を深めたのが、日本各地を案内した長谷川三郎。その交感の後、アメリカに渡る長谷川三郎。この2人を合わせたのは上手い企画。展示空間はほとんど空間インスタレーションの様相を呈していて、キュレーションの責任重大な展覧会になっていた
戦後すぐ、日本の美の再解釈という感じで、アメリカから来たという来歴も最大限活かして活躍するイサム・ノグチ。アメリカならいっちょやれるかもしれん、と渡米して、わりとハッタリかまし気味で活躍する長谷川三郎。2人の作品がたっぷり間を持たせて展示されている。出展作の製作時期の区切り方並べ方も上手い。
横浜美術館のコレクション展『リズム反響ノイズ』も、もうひとつ企画展やってるのかな、という力の入れよう
なので、時間はしっかり確保して見に行ったほうが良いです
美術館を出て、次にシルクセンターのBankARTへ
BankART Studio NYKは惜しくも昨年閉館したけれど、それに代わる施設の一つ。以前、かながわの物産屋が入っていた場所ですね。ここと、さらに新高島の駅にも広い施設が間もなくできる。
で、ばんごはんは山手の坂を上り
昨年、結婚式をやった場所で、お食事ご招待
びっくりするぐらいしっかりしたコースが出て、そして美味しくて
ここで結婚式して良かったなあ、と思ったのだった