日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

長岡出張と、朝日酒造蔵元へ

朝は普通に出て新橋に出社し、資料をまとめて出発。東京駅でお弁当を購入して、上越新幹線に乗る。お昼ご飯は、弁松総本店の赤詰です。

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なんか、向き合うと、背筋が伸びる弁当です。煮物の輝きよ…。めかじき照焼、里芋、筍、魚肉揚ボール、蓮根、椎茸、生麩、さやえんどう、玉子焼、蒲鉾、生姜と昆布の辛煮。甘辛くて濃いんだけど上品で丁寧な仕事で、食感がどれもこれも絶妙である。弁松の折詰で花見なんぞしたら、幸せでありましょう。

長岡で降りると、おお、桜は今が盛りか

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客先で仕事を済ませて、ちょっと時間があるので、電車の乗って来迎寺へ移動。駅前の素敵な看板

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あああ、郷の春だなあ、という風景など眺めつつ

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朝日酒造を見物しに行く。やはりでかいな!これが「久保田」で築いた工場であるか…

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立派な直売所には試飲コーナーも併設されていて、平日だからか、なんでも試飲どうぞ!と太っ腹。

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この時期のお勧めでは久保田の翠壽が美味い。洗心は品評会向け的なやつ。白いボトルは…久保田の最高峰、萬壽は味成分と香成分のブレンドだそうで、その香部分を際立たせた新製品だそう。たしかに。

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それにしても、朝日酒造のラインナップの豊富さに驚く。そして、地元向けの「朝日山」の中でもいちばん安い、普通酒の「百寿盃」の完成度に驚く。旨いのだ。これが四合瓶746円(税込)とは!ある意味、高い酒より、これに驚いた。

試飲コーナーには先客で、英語を話すアジア系の壮年夫妻が通訳ガイド同伴でいて、蔵の人もいろいろ説明していた。たぶん、香港の人かな。アジアからの観光客も、普通の観光地では飽き足らず、酒蔵巡りしたりするんですね。

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朝日酒造の隣にある朝日寺(地区の地名がそもそも「朝日」なのです)は門構からしてなかなか立派なお寺で、朝日酒造の崇敬篤いのだろうなぁ、と思ったのでした。

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ぶらぶら歩いてお隣の駅まで。越後岩塚の駅から見えるあの威容…

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感情表現が豊かな方が大勢、駅で電車を待っているのだが、寶徳山稲荷大社は、狐憑きに霊験あらたかとか、何かあるのだろうか

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長岡に出て、おやつにナポリタンとヤスダヨーグルトのソフトクリーム

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で、上越新幹線で運行がはじまったE7系に乗って帰ったのだけれど

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Maxの自由席時代からの快適性の向上たるや…同じ値段でいいの?レベルでありました

在華坊(@zaikabou)/2019年04月16日 - Twilog