土曜日、三連休初日。朝から初期不良交換のテレビを持ってきてもらう。すぐに出かけて渋谷へ。
料理通信のイベントで、エリックサウスマサラダイナーにて、稲田俊輔さんのお話を聞きながらミールス(MEALS)を食べる会へ行く。稲田さんの、とめどなく溢れる楽しくて為になる話を満喫しながら、全部おかわり自由のMEALSをわっしわっし食べるという幸せイベントだった。大満足!
前菜からして稲田さんの解説が暴走気味で楽しい…
そして出てくるMEALS。料理通信の8月号ははじめてのカレー特集で、稲田さんの直伝のMEALSの食べ方が写真24枚(!)で紹介されており、今回はそれに沿ってやってみた。
企画段階では6枚の予定だったのが、24枚になってしまったらしい…。そして稲田さん各テーブルを周りながら手で食べる実演もしてくれて
自分も初挑戦。なるほど、なかなか楽しい 。
MEALSに合うカレーは何か(MEALS自体はカレーでは無い!)という話で、スパイスの組み立ての説明から説き起こしてMEALSには魚のカレーが良い、しかし今回はフィッシュカレー的なスパイス使いのチキンカレーなのです、とか、Twitterで見るままの稲田さんで、本当に楽しかった
イベント参加者への一問一答コーナーでも、インド料理はスパイスの引き算でスパイスカレーは足し算とか、熱量が顧客の需要を上回ってしまう、新しい世界を顧客に見させようとする店が好きとか、サイゼリヤの最新おススメフルコースとか、最近注目の店は大沪邨とか、いろいろ興味深かったのです。ありがとうございました!
満腹になったのでお散歩。渋谷駅から渋谷川を南下してみたんだけど、東横線の地上の跡地、けっこう遺構を残しつつ再開発されてるのな
そのまま歩いて、山種美術館『速水御舟』を見る。やはり「炎舞」は別格なんですよね。あの炎の鮮烈な色、漆黒、渦巻く火焔、どうやったらあんな色が出るんだろう。写真は撮影可のネコチャン。
山種美術館は、安宅産業が破綻した時に、例の安宅コレクションから速水御舟作品105点を一括で買ったんだよね。大阪市立東洋陶磁美術館の安宅コレクションとか、安宅さんのコレクションは本当に素晴らしいんだけれど、知れば知るほど、経営者安宅一族はいろいろとしょうもない…と思えてくるのでアレ
また小雨の中、広尾ガーデンヒルズの中を抜けて、広尾駅へ。銀座乗り換えで三越前。日本橋三越『—凛—日本橋三越美術市 2019』は、10以上のギャラリーが出展するアートフェア的なイベント。これは一片13ミリの紙で折った折鶴で作られた作品…
そのままぶらぶら歩いて、ばんごはん、新川の『西安麺荘 秦唐記』で週替わりの大盘鸡拌麵
具沢山でたいへん美味しかったです。麺もその場で打ってくれる。トマト卵炒め400円とか、おつまみもみんな安くて美味いな
東京駅まで歩いて電車で帰宅しました