土曜日、朝から天気が悪い。今日の朝兼昼飯。パイと紅茶。本町のピカールで買った、ズッキーニ、ブルビチーズ、トマトのパイ包み焼き。お茶は正山小種
1時過ぎに出て、桜木町から横浜、ヨドバシカメラで必要な買い物をし、今日から食品売り場以外も再開した横浜そごうを少し覗く。化粧品コーナーや催事などはまだクローズなのね。ベイクウォーターでちょっと休憩
湘南新宿ラインに乗って渋谷へ。多摩川を渡るのは1か月ぶりだし、渋谷に出るのも、3月の頭以来だろうか。街頭演説している国民主権党とはなんぞや。「コロナはただの風邪」「今すぐ緊急事態宣言解除せよ」などのノボリを立てておる
スクランブル交差点などは一時期よりは人が出ているのだろうけれど、まだまだ人は少ない。VIRONでパンを買い、人も疎らなセンター街を抜けて、今日から西武百貨店が営業開始とのことだったけれど、あまり人はいなかった。
宮下公園に付属する建物はだいぶできたけれど、営業開始はいつからなのだろうか
で、エリックサウスマサラダイナーである。我慢できずに、『モダンインディアンコース 2020年初夏のコース』を食べに来てしまったのだ。
今回も、スパイスの楽しさ、素材の旨味、ハーブの多様性、そして組み合わせの相乗効果。食べるほどに饒舌に語りたくなり、同時に沈思黙考する、あぁ、美味しいものを食べる幸せ！
一品目、マトンキーマ・ペサラットゥ アンドラグリーンチャトニー添え。皮付き緑豆も入ったドーサの味わいにマトンキーマの旨味が包まり、チャトニーの爽やかさがアクセントに。最初から飛ばしてきます。
ワインはもちろんカーニヴォ・ジンファンデル、今回はいつもの半額という、いいんですかそんなん。
2品目のゴア・チキンカフレアルと様々なハーブのサラダ。今回の前半の山場です。山盛りのハーブの奥に、素晴らしいハーブローストチキンが隠れている。味わい深いチキンと、柑橘がしっかり旨味に取り込まれているハーブを一緒にワシワシ食べると、とにかく口の中が様々な幸せでいっぱいになる
3品目の枝豆と青唐辛子のヴィシソワーズ ガーリックヨーグルトのクレマ。枝豆の甘味と唐辛子の辛味のスープだけでも美味しいのに、酸味のあるヨーグルトを少し混ぜると大変華やかな味に。これ、単品でも350円で出してるのが意味が分からない…
4品目、青森県産「麦小町」豚肩ロースのパセリマサラロースト スパイシーなナッツのグレイヴィ 温野菜。石窯で焼いた豚も野菜も、小松菜の根まで甘味が豊かで…。塩焼きのシンプルさから、上品なソースとパセリの旨さに行き、また塩焼きに戻ると、肉の美味さとは何か…？と静かに自問自答してしまう。とにかく豊かな一皿
5品目、鯖とそら豆のプラオ ケララ・カディ・パコラ。出汁の染み渡ったプラオは香りを嗅ぐだけで幸せに包まれ、酸味の活きたカディパコラも素晴らしい。そして、さらに追加でバスマティライス、サンバル、ラッサムをお願いできる謎仕様。運んできてくれた稲田さんに、秒速で追加を頼んでしまった
そこにさらに、お替りプラオにカディパコラも自由にやれてしまうという…。無限に食べ続けたくなるのですよこれは。ちょっと添えれたレモンのウールガイも、やっぱり美味しいなあ。苦みも少しあるのが良い
6品目、ラヴァ・ケサリとダークチェリーのスパイスコンフィチュール グリーンピスタチオのアイスクリーム添え。ざっくりとした食感のプディングにスパイシーなチェリーやアイスが混ざり合い、最後までリッチな喜び、チャイも美味しくいただいたのでした。
はあ…幸せ、満足、渋谷まで来てよかった…ありがとうございました。予約はそれなりに埋まっていたけれど、座席はかなり開けて予約を受けているみたい。最後にリンゴバターのお土産に、本ももう一冊買ったのでした
もうすぐお別れの遠い湘南新宿ラインホームから電車に乗り、帰宅したのでした。家でうつらうつらしながら、エヴァ破を見たような…
