日曜日、朝から雨が降っている。昨日洗濯とかしておいてよかったなあ。朝飯に、虎ノ門ヒルズで買ったぶどうパンなど。11時前に出掛けて桜木町へ、電車に乗って両国へ。
江戸東京博物館『奇才-江戸絵画の冒険者たち』最終日に滑り込み。
これは面白かったなー。宗達から若冲から絵金まで、江戸時代に活躍した絵師を全面的に網羅して表現技法に注目してズラリとならべる展覧会で、久しぶりの近世絵画の洪水に目が嬉しくなる内容だった。堪能。
高井鴻山ってこんな面白い妖怪を描くのか、とか、蠣崎波響の陰影の付け方の特徴とか、耳鳥斎の楽しい地獄とか、次から次に現れる面白さ。京都、大阪、江戸、そのほか、と分けて、「そのほか」の地域にも様々な絵師が現れていたことを浮き彫りにした構成もよかった。
最終日だからもっと混雑しているかと思ったけど、コロナ前の感覚から言えば空いてて快適!というレベル。絵の前にすぐ立ててじっくり見ていてもプレッシャーが無いくらい。これぐらいの混み具合で常に見られたら嬉しいけど、今の入館料でそれはバランス的には厳しいのだろうな。
本来の会期のうち、5/8の期間は閉まっていたので、かなりの数が入替になるうち、前半に展示予定のものは展示されず、だったよう。次の巡回先の山口ならかなりの数が見られるみたい。図録も自由に手に取れたらもっと売れているだろうな、というモノだった。グッズもセンス良いし。色々と勿体無い。
常設展のほうもザっと眺めて
もっとザっとのつもりが、面白くて結構じっくり見てしまう。江戸の街の様子とか、自分の知識が深まるほど、いろいろ面白くなるんだな。酒蔵の番付とか
西の大関は剣菱ですね。剣菱はこの印を長く守ってきたけれど、実は醸造家は途中で変ったりしているとのこと。この伊丹の坂上は坂上桐蔭
中興の醸主登場〜黄金時代の到来(江戸中期〜幕末) | 剣菱の歩み | 剣菱酒造株式会社
江戸の様々な名所図会もじっくり見てしまう
東京コーナーは今日はパスして出て、さて、昼も食べてないし、少し甘いものでも。北斎通りを東に向かい、北斎茶房へ。少し並んで入る
ここで食べた特製あんみつ、あんこと白玉と黒蜜がかなり美味しかった
室内から隙間越しにスカイツリーが見える
錦糸町でちょっと買い物して帰宅。餃子作りに取り掛かり、梅しそ餃子と酸菜餃子を作り、今日はご飯なしで焼き餃子だけのばんごはん
ごちそうさまでした