日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

リゾートのこんにち

まず、無料送迎バスで「八ヶ岳リゾートアウトレット」なるところへ。アウトレットというのは浦安しか行ったことが無いけど、要するにいろんなブランドのB級品とか型落品とかが売っているだけなので、どこにあっても同じ、ということを再確認しただけ。人はものすごく少ないけど、冬の午前中なので仕方ないでしょう。求人が結構出ていて、時給800〜950円くらいだと、現地としては高いほうなのでは。当然、地元ではこういうことを期待するのだろうが、うまくいっているかは不明。
タクシーでリゾナーレ小淵沢へ。なんにもしないでぼーっとできるところ、かつ、話のネタになりそうなところということで、ここに2泊することにする。
この施設は、もともとマイカル系の会社が作ったリゾート施設で、今は親のマイカルがお亡くなりになったので、リゾート施設の再生で定評がある星野リゾートが運営している。WEBページからコンセプトを引っ張ってみると、

響きあう、リゾナー

このホテルに名付けられた「RISONARE」という名前はイタリア語で「響きあう・共鳴しあう」を意味します。この地の希少な自然環境が持つ魅力を、最大限に活かすことを目指した建築家の「設計の意図」に由来します。
ゾナーレを廻ってみると、建物の内部から望む「切り取られた」風景が様々に表情を変え、景色の美しさが強調されて心に響いてきます。感覚が万華鏡のように共鳴しあい、訪れる人の五感を増幅してくれるのです。味わい、寛ぎ、出会い。リゾナーレでの体験のひとつひとつに「特別な響き」があります。
建築家は、希有な自然環境と理想の都市を結晶させました。このホテルは、世界的な建築デザインのマエストロ「マリオ・ベリーニ」の作品です。


というわけで、どうも、「コンセプト」という悪い人にのせられて、お金だけじゃなくてお文化にも手を出してみたい、というマイカルの中の人が、心情としては「山も川も緑もおとーちゃんが買うたるわぁ!」という旦那芸をやってみました、という施設に仕上がっているわけである(全部想像ですが)