日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

とにかく京都へと

五時起床。今日は何故か家族4人で日帰り京都へ。JR東海がやっている「50+(フィフティ・プラス)」という組織で、元旦に京都日帰り13000円という企画があったので。実は家族そろって大井川を越えるのははじめてだったりする。
新横浜から6時53分のひかりに乗車。いつも、福井県三重県に出張するときに乗っている電車で、周囲はスーツばかりなのだが、さすがこの日はスーツを着ている人が同じ車両に一人もいない。同じ切符で乗っていると思われる壮年〜年配者ばかり。日が変われば客層が変わるものだ。
京都駅に下車してとりあえずタクシーで清水寺。まだ10時過ぎなので空いていて快適、天気も良くて京都の町が良く見える。三年坂〜二年坂を通って高台寺脇を抜け、八坂神社へ、というまるきっり修学旅行のような定番コース。写真の撮影大会の様相を呈してくるが、あんまり夢中に写真ばかり撮るのも、「一家心中を前にディズニーランドで偽りの団欒を演出する家族」が想像されてぞっとしないものだ。考え過ぎですか、そうですか。しかし、デジタルカメラというのは「後で消せるからとりあえず撮っとけ」な文化で、携帯での撮影と合わせて、確実に写真に対する意識を変えているな。これは若い人だけかと思っていたが、ある程度の年配者も同じ、ということを、今回の旅行で確認できた。
八坂神社にお参りして、昼飯もこれまた定番の「いもぼう平野家本家」。予約していたので個室に通される。名物に美味いもの無しと言うが、海老芋と棒鱈の炊き合わせは、鱈がえらく柔らかくなっていて、正月らしく、かつ京都らしくもあり、なかなか結構でした。値段は高いけど場所代だからしょーがないかね。