日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

柵封体制

荷物を置いて落ち着いたので、すぐに出かけて、ゆいレールで終点の首里へ。駅前ではガラの悪そうなタクシーが屯している。その後、首里城の出口付近でも「悪質な客引きに注意」という旨の看板がかかっていた。沖縄のタクシーは…という話は耳に入っていたが、ああいうののことを言うのかしらん。首里城は、やはり、中国の影響の濃さばかりが印象に残る施設であった。
その後、玉陵を眺め、金城の石畳をそぞろ歩いた後、

話のついでに「おもろまち」駅で降りて、DFSギャラリアに向う。
1歩足を踏み入れると、ああ、なんだこれは。とっさに思い浮かぶ言葉は、植民地とか、柵封体制とか、チャタレイ夫人の恋人とかそういう言葉だ。植民地の避暑地を訪れた奥さまと褐色の美丈夫の短い恋物語。ここは沖縄であって沖縄ではない。店員さんのルックスの平均的な高さも、どうも妙な方向性での統一感が感じられて、違和感を感じる。
それにしても、DFSの趣味の悪いブランドラインナップはなんなのだろう。解りやすすぎて困ってしまうようなブランドばかり。誰が喜んで買っているのか、多いに疑問だ。そこそこに切り上げて、国際通りに向う。