表参道の交差点に出て、スパイラルへ。万博のスペイン館関連の、建築展を覘く。スペインの建築家と日本の建築家、10組によるコラボレーション企画だそうな。
大陸を越えて対話する建築 Extreme Eurasia
坂茂の紙の家のプロジェクトで、新潟の中越地震で、避難所の中でプライバシーを確保する住宅や、難民のための住宅が印象的。実際、随分安く出来るようだ。ルワンダの難民が、国連から生活スペースのために受け取った金属柱を売ってしまい、変わりに自然の木を切り出したので森林伐採の危険が、それで紙の家、なんて話を聞くと、難民の置かれた状況を考えて暗澹たる気持ちになった。やっぱり、建築の基本は雨露をしのぐってことなんですかね。
隈研吾は相変わらず新素材への関心が尽きないようであった。よく次から次へ、続くよなあ。それぞれの作品や代表作を紹介した、結構ちゃんとしたパンフレットを貰った。
ついでに
かまわぬ「てぬぐいひとつ 暮らしのひとつ」
というのもやっていて、いろいろなデザインの手ぬぐいが揃えられていた。はたと思いつき、いくつか購入する。すいか柄や蚊取り線香柄が楽しい。
