日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

でっかい重機が!

10分も歩いただろうか、行き止まりにプロジェクターが用意されていて、これも多分ボランティアの人なのだろうか、係りの人が江戸時代からの神岡鉱山の歴史を説明してくれた。途中、掘削の実演シーンありでちょっと生暖かい笑いが…いやまあ、一生懸命寸劇をやっていたわけですが。
昭和以降の鉱山開発の映像資料、いや、これが重機大活躍やら発破やらでなかなかの素敵映像であり、神岡鉱山は重機を縦横無尽に走らせた画期的な鉱山であることがわかる映像だったのだが、途中で「何かがこちらに向ってきてるようです!」との一言、我々の後ろにロープが張られている。真っ先に最前列を取るわたらせさんとフエタロさん。さすがに動きが速い。轟音、それも物凄い轟音と共に、鉱山用に特別に開発された全長10mのローダが爆走してきた。狭い坑道空間を走ってくると、まさに「爆走」という印象、バケットから積載物を出すためのハネ*1をバタバタやりながら我々に迫ってくる大サービス。怖えー!。
そして、隣に待機していた油圧ジャンボ、これは発破のための穴3mを1分とかからずに空けることのできる全長12mの重機なのだが、これで穴あけの実演をしてくれた。サービスいいなあ。
重機に近づいて、運転席に乗ったり写真を撮ったり撫で回したり。
穴を掘る油圧ジャンボ

運転席にのることも出来る

間近から激写!

神岡鉱山については、三井金属のサイトにいろいろと情報がある。
http://www.mitsui-kinzoku.co.jp/more/kouzan02.html

*1:坑道の天井が低いので、積載物を出すためにバケットを持ち上げることが出来ない。だもんで、バケットにハネがついていて、それを動かして積載物を押し出すのだ