日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

そして、スーパーカミオカンデ

重機を堪能して、さらに奥に進む。懐中電灯を消して「真っ暗」を体験してみたり。横穴にトロッコの線路が見えて、以前のこのイベントの時にはトロッコにも乗れたらしいのだが、横転したりして危ないからと止めたらしい。
坑道が明るく綺麗になって、いよいよスーパーカミオカンデである。靴を脱いで上がり、研究施設の扉をくぐると、まずはなぜか紙芝居でニュートリノについての説明。読み聞かせ会の奥様が美大の先生が作った妙にアヴァンギャルドな紙芝居で説明してくれた。紙芝居からわかったこと。
ニュートリノは何でも知っている
スーパーカミオカンデニュートリノの声を聞くことが出来る
いや、なかなか良く出来てるとは思うのだが、子供が変な宗教かなにかと勘違いしなければいいのだが。

研究施設の中には、さまざまな記念の色紙や、サインをした扉などが飾られてあった。


文部科学大臣政務官の人のサイン、小柴さんの下で目立ちすぎ。もう少し分を弁えた方がよかないか。つか空気嫁
そして、いよいよ、直径40m、高さ40mの巨大な水槽の…上に出る。次のイラストの、上のドーム部分だ。
http://www12.plala.or.jp/hisho/b-8.html
残念ながら、現在は観測中で、中を覗くことはできないようだ。前回、中を見たのは、去年の夏に訪れた天皇皇后両陛下であるとのこと。東大の研究員の人から説明をしてもらい、その後、写真撮影は自由にさせてもらえた。

ここが、水槽の円筒の上にあるドーム空間である。そして、研究施設を支えるメカの数々。


浜松ホトニクス製、光電子増倍管

もともとは12000本あったのだが、平成13年の事故で相当数が壊れてしまった。現在は半分の6000本で研究が進められており、管は1日2〜3本しか作ることができず、今年の秋から本格的な復旧作業を進める予定だという。