さらに洞窟探検は続いて
スーパーカミオカンデの後は、東北大学の研究施設、カムランドへ。旧カミオカンデの施設が転用されて、原子炉から出るニュートリノの研究などをしているようだ。スーパーカミオカンデは主に太陽から出るニュートリノを観測、研究している。そして、カムランドは研究で、論文引用数世界一となるような論文を生み出しているという。こちらのほうが立派な資料をくれて、大学院の学生の説明も熱心で、微妙にスーパーカミオカンデに対する対抗意識のようなものも感じられた。この扉の奥には、水ではなく油が詰まったタンクがある
これで学術方面の見学は終わり、移動してテルミンとマトリョミンのミニコンサート。みんなヘルメットをかぶりながら演奏するのが楽しい。マトリョミンはキーワード化されているので、そちら参照。マトリョミンは、演奏する様子といい、音といい、自然に笑いが漏れる電子楽器だ。
地底空間には地元の人がお店を出していて、食べ物やらヘルメットやら切手やら地底の水やら桐下駄やら、種々雑多なものを販売していた。商売熱心である。朴葉すしとホットミルクを食べ、甘物好きの魚蹴さんは「シュートリノ」というのを食べていた。普通のシュークリームだったのだろうか。んで、ここで、案内してくれたツアーコンダクターの方が、所謂「同好の士」であることが判明。名刺までいただいてしまって恐縮。あとでメールします、今回はどうもありがとうございました。
再びバスに乗りこみ、真っ暗な坑道を進み、漆山の駅に戻る。本来ならここから奥飛騨温泉口の駅まで戻って解散なのだが、途中の飛騨神岡の駅から高山行きのバスに乗ることになっていたので、理由を話して途中で下ろしてもらった。いやあ、実に堪能いたしました。素晴らしい地底空間体験でした。