日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

あとから補足日記と写真

●旅館のおかみさんに「万博に行く」と言ったら、「昨日、ゴスペルのコンサートに妹が出てたんですよ」と言われた。ほうほう。駅までの道は、朝でもやっぱり寂しいところだった

●米原で6時30分の快速に駆け込みセーフ、名古屋で荷物をコインロッカーに預け、朝飯を食って、駅の万博案内所でいろいろパンフレットを仕入れて、エキスポシャトルで出発。万博八草からは連絡バスで。リニモは前回、というか開幕前に乗っているので、今回はスルー
http://d.hatena.ne.jp/zaikabou/20050310
●ゲートについて、セキュリティチェックに並んで、入場したのが9時40分。これは失敗だった。すでに日立のパビリオンは整理券配布終了、リニアなどもすでに60分待ちになっていた。やはり朝いちで入って整理券一枚+並んで一つ+事前予約で一つくらいの準備は必須だったようだ。結局、押井守節全開で多くの人が見た後困惑している、と評判の「夢みる山」の整理券、13時15分の会をゲットして、あとは外国の館に専念するとしよう。
●以下、順序はバラバラで。ちなみに、今回はグローバル・コモン6→5→3→4→ゴンドラ→夢みる山→グローバルコモン1→2→FCHV→瀬戸会場の順でまわった。丹念にまわろうとすると、一日では到底無理。
JR東海のパビリオンは80分待ちだったので、リニアの車両だけ見た。本当に通り抜けるだけ


●どのパビリオンも、基本的に同じ骨組み、というか構造で、あとは内装や外壁にお金をかけるかは各国次第。お金をかけていないところはむき出しで、本当に倉庫みたいだ。ちなみに、これはラオス

シンガポール館の雨は、スコールを表現しているのだと思うが、とにかく降り方が凄い。傘を差し方に気をつけないと、なにもかもびちゃびちゃになる。ということで、オススメ。今日はシンガポールのナショナル・デーということで、記念のポストカードをくれた
●タイも広くて気合の入った展示なのだが、国王マンセーっぷりが極端で、ちょっとワラタ
●ゴミの分別が徹底していて、係りの人が必ず一人ついて、分別の方法を指導していた。ゴミ箱の数は少なめだが、人が付いている分、こまめに片付けるので、溢れるようなことも無い。これは良い。

●会場内は広い。とにかく良く歩く。「グローバル・ループ」という歩道橋が会場を巡っていて、起伏をクリアしていた。これは、終了後は撤去されるのだろうか

●スペイン館は外壁が凝っている。で、中は美人揃い。あと、青山のスパイラルで建築関連のイベントをやっていたが、このパビリオン自体は建築関係の言及はほとんど無かった。それでも、わりに見応えがあっておすすめ。

●イタリア館も気合が入っていて、踊るサテュロスも拝むことが出来た。あと、EU系は、宇宙開発の話題が多かった。今、EUでは、そんなにホットな話題なのだろうか。昼飯は、ここのカフェで、パニーニとワインで済ます。

●全般に、ヨーロッパのパビリオンはちゃんとしている、というか、綺麗にまとめてた。国のイメージをストレートに出しすぎない、というか。それ以外の地域だと、外国から日本を見たときの間違ったオリエンタリズムに近いのではないか、というような「期待されるイメージを甘んじて表現、ついでに工業技術の発展もアピール」みたいのが多い。それから、チェコ館の外壁がなかなか面白い。


●夢みる山の「めざめの方舟」は…まあ、押井守だなあ、ということで。それ以上でもそれ以下でもない。あとからいろいろと設定があることを知った。予備知識無しで見る人を、完全においてけぼりですね。
●ガスパビリオンは、なにかトラブってたらしいですね。全然知らなかった。少なくとも、会場内では、「ぼやがあった」とかのアナウンスはなかった