日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

はじめての軽井沢

実は私、軽井沢は1度も来たことが無い。ということで、旧軽井沢方面まで歩いてみることにする。列車から降りるとひんやりと涼しい。さすが、標高が高いだけのことはある。旧軽井沢のロータリーまでの道々にも店が多く、繁華なのだが、少しわき道に入るとすぐに別荘地なのだな。旧軽井沢のメインストリートは、なるほど、山が見える竹下通りと言う風情で、人の出も多かったが、どこかから繁華街を移してみました、というだけの雰囲気で、さほどオリジナリティや面白みが感じられるわけでも無いように思うのだが、何でそんなに人がいるのか良く解らない。他に行く所が無いからなのか。
さらに、旧三笠ホテル方面へ。旧軽井沢から少し進むと並木道となり、店はまったく無くひたすら別荘地が並ぶ。なるほど、これはたしかに結構な別荘地である。騒がしい一部を気にしなければ、まことに素晴らしい別荘地なのだろう。それにしても、スーツを来込んで、パソコンも入った石のように重いバッグを持って、森の中を歩く自分は誠に間抜けである。
駅から1時間ほどで旧三笠ホテルへ着く。

レンタサイクルで来るには丁度良い距離なのだろう。自転車が沢山停めてある。400円を払って中へ。このホテルは明治38年に竣工した、日本人の手による本格木造洋風ホテルで、多くの外国人、著名人が宿泊したそうだ。今は重要文化財である。当時の宿帳が展示されており、渋沢栄一井上準之助の名前が確認できた。

それにしても、鬱陶しきは「触らないでください」の看板と案内放送である。せっかく、森の中の素敵なホテルだったのだから、その雰囲気を味わいたいと思うのに、慇懃なご解説をスピーカーで休み無く放送していてまことに五月蝿い。なぜこういう無粋なことをするかね。

客室は1階と2階にあり、特に1階は非常に天井か高くて開放感がある。レトロモダンで素敵だ。灯りの数がほどほどなので、自然光とのバランスが良くて、とても過ごしやすそうな感じがした。




感心して出て、旧軽井沢までバスで。ドイツビールが飲める店で昼飯を済ます。美味いがちと高し。「腸詰屋」というところでおみやげにソーセージ等を購入。軽井沢の駅から15時28分の新幹線で東京に出て、東海道線で横浜、東横線で帰宅した