日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

日比谷公園のオクトーバーフェストに行ったが…

http://www.oktoberfest.jp/
そのまま、歩いて日比谷公園。「日本におけるドイツ」の関連イベント、オクトーバーフェストに行った。行ったのだが…。どうにも拍子抜け。中央のステージはそれなりにイベントで盛り上がっているのだが、オクトーバーフェストと聞いて期待するのは、なんと言っても「ドイツの生ビール」のはずだ。
もちろん、今回、ドイツからビールが直輸入されている。しかし、そのSPATENのブースはあんまり広くなくて、それにドイツのビールが泡を安定させたりするために入れるのに時間がかかるという事情も勿論あるんだろうが、買うために1時間以上行列している。

横のほうではアサヒビール出展のスーパードライレーベンブロイのブースがあり、そっちは馬鹿に広く、人も全然並んでいない。
私は、スーパードライは嫌いだ。しかし、これは私個人としての好き嫌いじゃなく、ドイツのビール祭りに好き好んでくるような人間が、良くも悪くもドイツの地ビールとは対極の方向に進化したスーパードライを飲みたいと思うか、という問題なんである。そりゃ、スーパードライスーパードライという方向性で完成度の高い美味い飲み物だと思う。だけどここで飲みたいですかあなた。顧客ニーズと全然違うでしょう。
中にはスーパードライを飲んでいる人もいたが、ほとんどの人はお茶を濁すような気分でアサヒビールライセンス生産しているレーベンブロイを飲んでいた。私も一杯飲んだ。もちろん、美味い。これも。だけど、それは期待してたのとは違うんだけどなー。
そのほか、食べ物も大層な行列が出来ていて、買うのに大層苦労していた。並んでいないところは並んでいないなりの見かけと値段と、まあ味はわからんけれども、そんなところ。だいたい、飲食系のブースが6つしかないのである。こういうイベントは、何が無くても食い物が無くちゃはじまらないと思うのだが。美味いもの食えば大抵満足するのだから。

それにしても思うのがタイ・フェスティバルの偉大さで、あれだけの飲食店を集めて整然と開催されていて、さながらアジールの雰囲気を醸し出しているのは、たいした努力の賜物なのだな、と感慨を新たにした次第。タイ料理屋に比べて、ドイツ料理屋はそれだけ少ないのかも知れない。だけど、ビールだけは何がなんでももっとなんとかして欲しかったような。パンだけ買って退散した。