5時起床、ばたばたと家を出て、6時24分の新横浜発のぞみに乗車。車内で下流雑誌『SPA!』を熟読。坪内祐三と福田和也と康芳夫の六本木与太話がそれなりに面白し。まあ、ようするに昔を懐かしむ、というだけの話であるが。
その後、ぐっすり就寝、終点の新大阪駅でひかりレールスターに乗り換えて、姫路着が9時16分。客先へ行き、仕事。昼飯を食う暇なく、結局16時15分ごろまで。
その後、姫路駅でお土産に伊勢屋の『玉椿』という菓子を買い、ま、後で食べてみてこれも美味かったのであるが、新幹線口のお土産屋でみかけた杵屋という会社の和菓子がどれもこれも大層美味そうで、しかし新幹線の時間が迫っており、ゆっくり見れずに悔しい思いを。今度来たときは是非買おう。
16時38分ののぞみは結構な混雑だったが、喫煙の自由席に空席を見つけ、爆睡。途中、新大阪と名古屋でちょっと目覚めたけど。あっというまに新横浜。横浜線と東横線、みなとみらい線を乗りついでロイヤルパークホテルで待ち合わせる。部屋に入ると、テレビで、泉ピン子が大衆演劇をやっていた。どっと一日の疲れが…。
夕飯を食いに、海岸通1丁目の『アクアオリビン』という店へ。古い小さな雑居ビルの2階を改装した店で、こじんまりとしているがなかなか趣があって良い。メニューを持ってきたときに、「いちおう、ボジョレー・ヌーボーもありますので…」と申し訳なさそうに一枚物の別メニューを出したのが面白かった。
コースを頼んで、それから生ガキがオススメで1個300円です、というので2つ注文。出てきたカキが、あなた、これが、大変に素晴らしい、肉厚でつるっとしていて、滋味深くて薫り高くて、とにかくそれはそれは美味いカキだったのです。その先も、前菜、スープ、魚料理ともまことに結構で、肉は、連れの頼んだ牛肉は普通だったけど私の頼んだ仔羊は大変美味かった。でも、全体として海産物に力を入れているお店のようだ。肉を食べた後で、ムラムラとさらにカキが食べたくなったので追加で注文。うまーい。それから、チーズとデザートとお茶。いいお店であった。
大変満足してお店を出て、戻って風呂入って寝ました。
