日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

佐賀から柳川へ

唐津駅発11時33分の唐津線に乗り、佐賀へ向かう。ボックス席でうつらうつら。佐賀着が12時42分、昼飯を食うために、駅近くの、農協がやっている「季楽」という佐賀牛のレストランまで歩く。時間が時間なので結構込んでいたが、「鉄板焼きならすぐご案内できますが」とのことで、そちらにしましたが…。なぜすぐご案内できるかわかった。高いのですね、鉄板焼きだと。薄焼きステーキ定食というのを頼み、しかし、佐賀牛はさすがに美味し。
隣で一人で食っている50がらみのおじさん、次から次へと分厚い肉をばくばくと食べ、「んー、美味しいですねえ、佐賀牛は」なんて言っている。あれはいくらになるのだろうか。2万くらいにはなるんじゃなかろうか。しばらくして、「ところで吉野ヶ里に行きたいのですが、タクシーを呼んでいただけますか」なんて言っていて、世の中にはお金を持った人がいるのだなあ。
デザートとうっすいコーヒーを飲んで、再び駅へ。駅の高架下にあるバスセンターへ向かう。佐賀のバスセンターと言えばネオむぎ茶であるが、非常に小奇麗なところであった。
事件後、改装したのだろうか。ここから、柳川行きの路線バスに乗って柳川に向かうが…しかし、初めて訪れた県庁所在地で、肉食ってネオむぎ茶を思い出しただけ、というのも酷い話ではある。
バスは国道208号線の渋滞に巻き込まれ、1時間強で西鉄柳川着。ここから川くだりでも、と思っていたのだが、草臥れたので取り敢えず宿へと向かう。