日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

呉のかき祭

大和ミュージアムを出て、大きな貨物船が停泊しているのを眺めつつ。

今度は駅の反対側に向かい、呉のかき祭へ。この時期、広島周辺では週末になるとかき祭が行われており、今日は宮島でもかき祭開催中のようだ。

会場は結構な混雑。かき祭ってどんなものなのかよく知らなかったけど、ここの会場では、メインは炭で焼いたかきを無料で食べられる部分なのですね。広場の中央でずらーっと人がならんで、焼き牡蠣の配給を受けていた。私も並んで一つゲット。うー、旨い。醤油もなにもつけないんだけど、やっぱり旨いわー牡蠣。焼くとより味わいが深まりますなあ。

そのほかにも屋台がたくさん出ている。カキフライは試食と販売があるが、どちらも大行列なのでパス。土手鍋も大変な行列でパス。かきうどん300円也(かき2つ入り)を食べた後、かきのねぎ焼き200円也(かき6つ入り)を買い、これはしかし酒が欲しくなったので缶ビールを購入。ぐびぐびっと飲みつつ、ばくばく。旨いなあ。
会場には、かきの歌が流れていて、「おかあさん、かき美味しいね、うんぬん、カキは海のミルク」みたいな、一時流行った魚を食べよう、みたいな歌詞であった。ちょと脱力系。
ねぎ焼きを平らげて、千福の樽酒が振舞われていたので貰い、もう一度焼きかきの行列に並ぶ。時間を追うごとに人がどんどん増えている。それにしても、なんであるな。私、出張帰りだからスーツ着てたんだよね。振る舞い酒の日本酒の紙コップ片手に、無料のかきを貰うために行列するスーツの男。どうみても駄目人間です、本当にありがとうございました。今度は、かきが小さかったので二つ入れてもらってラッキー。日本酒をぐーっとやりつつ、焼きたてのカキをほうばる。うまー。
満足したので、かき飯300円也を昼飯にしようと購入、お土産用のかきも買って、会場を後にする。かき以外いもいろいろ特産品が売られていたようだ。呉駅から、11時51分の快速で広島に戻る。