日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

佐渡を出るまで

んで、飯を食いつつ、食堂のふすまの絵を見ていたわけだが…

んんー?

えー、谷文晁?本当かよ!…まあ、谷文晁の絵の模写ですとかコピーですとか、そういう意味かもしれないし、な…
んで、昨日、「間尺が狂う」とか書いたんだけど、朝になってよく分かったんだが、所々カシュガル、じゃなくてかしがっている。一方に向かって傾いているんじゃなくて、部屋を歩いていると途中で傾く角度が変わる。難しいグリーンだ。だから実際問題、平衡感覚がおかしくなるわけで、まあ、珍しいお宿ではあった。

その他、やたらと皿と人形が飾ってあったり。いろいろ書いてますけど面白くて満足しましたですよ。
タクシーを呼んでもらって、客先まで乗車。下りる際に領収書を貰ったのが、後になってよくよく確認して気がついたのだが、3500円だったのに額面が4500円になっていた。うーん、サービスのつもりなんだろうか。こういうことをして貰ったのは生涯初めてだったのでよく分からないのだが、全国的に良く行われていることなの?それとも地方性みたいのがあるの?ご存知の方、情報求む。
打ち合わせして、今度は車に同乗させてもらって両津港まで。ジェットフォイルの切符を買い、昼飯に海藻そば520円也。いろんな海藻が入っていて、そばも含めて美味しかった。

お土産に、いごねり(佐渡のそれは、新潟の本土のものが大きな塊なのと違って、薄いいごねりを丸めたようになっている)、牡蠣の味噌漬け、ふぐの子を焼いたのを買って、ジェットフォイルに乗り込んでさやうなら。

さすが時速80キロ、あっという間の1時間で新潟港に着。新潟駅から15時13分のときに乗り、大宮、渋谷乗換えで帰宅。