日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

はてなのおねえさんと言えば黒柳徹子である

7時起床、今日は休みだ、と勇んだのだが、9時過ぎに電話。うわああ、と思ったが、ちょっと諸々手配してちょん。あー、よかった。
10時過ぎにでかけて、綱島駅で待ち合わせて元町・中華街駅まで。下りて、「モトヤ」という店に行く。ホットケーキが名物の店だそうな。んで、ホットケーキのランチセットを頼んだわけだが、また悪い癖が出て、余計に頼んでテーブルに並んだホットケーキの山に苦笑い、という事態に。あたしらはちびくろサンボか。ま、ホットケーキは美味しくてリーズナブルだったが、もう一度来たい、というほどではなかったかな…
それから、元町の商店街をうろうろして買い物、次に中華街をそぞろ歩き…と、いかにも横浜な定番コースを歩いた後、ホテルニューグランドに荷物を預けて、山下公園をぶらぶら。いい天気

公園を抜けて、放送ライブラリー行く。
さて、皆さん、「はてなのおねえさん」と言われて誰を思い浮かべるだろうか。れいこん?アミ吉田?違うのである。はてなのおねえさんと言えば黒柳徹子なのである。
ここの放送ライブラリーは、テレビやラジオで放送された番組のアーカイブで、無料でいろいろな映像を見ることが出来る。コレクションは年々増大しているようだ。
ということで、当然、二人の興味の方向は違うので分かれて視聴。私は、最初に『はてな劇場[185] 特集テレビなぜなぜ』という番組。1960年の番組で、放送記念日の特集と言うことで、テレビの仕組みについて寸劇を交えながら説明していた。で、この番組の司会進行が黒柳徹子で、当時は「はてなのおねえさん」として有名だったそうである。出演者テロップにも「はてなのおねえさん 黒柳徹子」と出ていた。ところでこの番組、この会は「テレビの前で手を振るとチラチラして指が10本に見えるんだけど、なぜ?」ということを説明していたんだけど、正直申し上げて理解しがたかった。なんか、例え話でより話を解りにくくしているような…。
次に、『新テレビ私の履歴書 小沢昭一』を。題名から、てっきり、小沢昭一についての「知ってるつもり」みたいな番組だと思ったのだがさにあらず。小沢昭一が「地下鉄の終点にのんびり行ってみたいと思ってたんですよ」とか行って、我孫子に行って利根川の河川敷で、網でタニシを捕まえたり走り回って蝶々を捕まえて喜んでいる、その間にちょこちょこ経歴の紹介が入る、という良くわからん番組。ぶらり途中下車の旅じゃないんだから。あんたは車だん吉か。で、最後に、「いやあ、いいですねえ、こういうのもたまには」と言いながら去って行く…途中に、おもむろに振り向いて「ばっざーい」してちょん。テレビ草創期の人達は良くわからん。
次に、『夢は百歳・役者の花道 片岡仁左衛門一家の365日奮戦記』これは1988年の番組か。先日見た記録映画『歌舞伎役者 片岡仁左衛門
http://d.hatena.ne.jp/zaikabou/20060128
http://d.hatena.ne.jp/zaikabou/20060129
にも出てきた、顔見世興行35年記念で喜ぶ仁左衛門、結婚57周年パーティーで喜色満面の仁左衛門(この場面で、記録映画のカメラが写っていた)、片岡家の盆と正月など、先日の映画の場面もあったが、これ以外に一畑薬師に参詣する仁左衛門、その途中、一畑電鉄でファンに記念撮影をねだられる仁左衛門、京都で素人に歌舞伎を教える仁左衛門…などのサービスカット満載であった。良かった良かった。
最後に、『アインシュタイン・ロマン特別編 空想科学ドキュメント アインシュタイン最後の挑戦』を。天本英世細川俊之が見られて満足であった。連れは、中島みゆきが出演した番組を見た後、1988年の紅白歌合戦を見て、ちあきなおみに感涙していたとのこと。まことに結構である。