日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

スキーであるが

夕べ、記憶がどこかで飛んでおり、次に気がついたら朝になっていて「おはよう」と言われていた。朝飯を食う。今回は一泊朝食レンタルスキーで1万円と、なかなかお得である。
実は、スキーは4年ぶり。前回は学生時代である。子供のころは親に連れられてよく行ったのだが、最近はとんとご無沙汰。スキー場に来たのは2年ぶりで、そのときは初スノーボードで死ぬかと思ったので、今回はスキーにしたのである。しかし、なにしろ私は「スキー板は身長+20cm」時代の人間である。今回レンタルしたスキーは、カービングスキーで150cm。短い!なるほど、取り回しは楽そうだが、さてどうなりますか。
朝食後、すぐにゲレンデに出るが…。スキーを楽しむのに天気は申し分ないのだが、体調は申し訳ないほどである。夕べの酒が残っていて、キボチワルイ。
それでも滑り始めると…楽しい!これは楽しい!まるでスキーが凄く上手になったような気分だ!ラクチンだなあ、短い板は。……と、出だしは快調であったが、滑ってリフトに乗って…を繰り返すうちに体調はどんどん悪くなり、「大丈夫か、顔色が真っ青だぞ」と言われる始末になったので、一足早くお休み。
昼飯を食ってしばらく休憩したら、体調も戻った。午前はダボスと太郎を滑ったので、午後からはパインビークへ。それにしても、空いている。雪は多少ベタっとしているものの、この時期にしてはまずまずであるし、3月の…人によっては4連休の初日になろうかという土曜日である。それも、学生くらいの若い人間がおらず、かなり平均年齢が高い。そしてみんな上手い。かなり滑り込んでいる人達ばかりだ。リフト待ちなんて何もない。大丈夫なんだろうか、スキー場。潰れるんじゃないか。
ま、滑る身にしてみれば空いているのは大変有難い。空いている広いゲレンデを思う存分滑り、大いに満足。リフトが止まる寸前、天気が急に悪くなり、大雪になったので引き上げて、風呂に入って、上田インターの近くでそばを食い、帰路へ。
それにしても。私は運転免許を持っていないし、あまり欲しいとも思わないのだが、唯一欲しいと思うときがあって、それは夜の首都高を走っているときだ。美しい。これを自由に走り回れるというのはいいなあ、免許あったほうが良いかなあ、と思うわけであり。