日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

再び、滋賀の味を堪能す

今日のお泊りは、リッツ・カールトン大阪である…。いやね、その、会社の福利厚生のポイントの計算が間違っていて、期限切れで無駄にしちゃいそうだったもんで、折角だからこの機会に、という。安いプランがあったし。誰に言い訳してるんだろうか。

フレンドリーな人に33階の部屋まで案内されて、生搾りのオレンジジュースが出てきた。うまー。お部屋の調度はそれはそれは立派なのであるが、どうもこの、アメニティ類が、このクラスのホテルにしては若干チープに感じる。経費節減だろうか。コーヒーなんて、例の「1杯19円」のブルックスが2袋ですぜ。まあ、下手なそのへんのドリップコーヒーより美味しいとは思うけれど。
すぐに出て、西梅田から肥後橋に地下鉄一駅。滋賀の蔵元が経営する「遊亀・淀屋橋」に行く。大阪出張で機会があると覗いてみるのだが、なにしろいつも混んでいて悔しい思いをしていた。今日は座れるぞ。
鳥の手羽煮、丁子麩だの、鱧だの。おいちい。お酒は、まずはビール、それから日本酒。なにしろ蔵元経営なので、純米吟醸の酒が1合400円とかで飲めるのある。隣に座っていた方は、常連さんらしく、60過ぎの方だったが、お互いの地元に行ったときの話、小泉武夫話など、いろいろと話に花が咲く。その人の「しぼりたてが美味いですよ」とのお勧めに従い、「金亀しぼりたて」を。これも1合380円だか。濃厚で、新鮮で、濁り酒のように芳醇で、うーむ、これは美味い。素敵。おつまみに奈良漬と、とりわさ追加。
隣の人が先に帰られたので、一人でちびちび。〆はもちろん、ふなずしのお茶漬けである。酸味のあるふなずしが、うう、うまああい。ああ、幸せ、と暫し陶然とす。お会計は4000円弱。また来よう。

ホテルに戻って、プールの利用は只です、ということでばちゃばちゃと泳ぎ、風呂に入って、暫し仕事をした後、就寝。おふとんがふかふかで寝心地が良い。