日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

今日の長野出張日記

5時半起床。この時間に起きても、家の中で両親がそれぞれ夢遊病者のように活動しているという現実をどう受け止めればよいのか。寝ているのか寝ていないのか、いや睡眠とよぶに差し障りない行為に及んでいることは確かなのだが、そんなに同じ寝室で就寝するのがいやなのか。廻らぬ頭で朦朧とした問いに曖昧に生返事をしつつ、口の中に食事らしきものを押し込んでいると出立の時刻である。
東京駅まで出て、観光客でにぎわう新幹線で長野へ。支店によってから客先。昼飯に蕎麦とかき揚げ。午後は支店に戻って仕事し、適宜打ち合わせ、暗い電話、重いメール、身の入らぬ謝罪と釈明、そのほか。ふふふ。
結局、どうやらこの週末は帰らない、という選択肢を選ぶべきであるなあ、という事態になったため、今宵の宿をとって落ち着き、会社の人と飯を食いに外に出る。
当てもなくふらついて、雑穀うんぬんという店に入ってみたら、どうやらベジタリアン御用達な店であるようであった。トンカツもどき、エビフライもどき、ハンバーグもどき、そのほか、雑穀で作られた不思議な料理の数々。ワインは無添加、酒も雑穀から作られている。珍しくて食感が面白くて体にも良さそうで、、その、つまり、楽しいひと時を過ごせたのではあるが、長い時間いると怪しい宗教に説伏されそうな気がしてきた。
最後に頼んだ日本酒がびっくりな味わいで、千葉の寺田本家というところが作っている「むすび」という酒。乳酸菌の発酵がによって生きているどぶろく様の酒が、かなりハートにずきんときたのであった。癖になりそう。ううう、うまあい。
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なんだかんだ言って、年の功のある人たちの話を聞いているのは面白いものだなあ、と思いながら、夜は更けるのであった。