で、実はワタクシ、三笠は今まで見たことなかったので、見学していくです。
まあ、三笠と言えば言わずもがな、日本海海戦でバルチック艦隊を撃破し以下略…なわけですが、どうも『語り』の要素がありすぎるのですね、この船。それだけ、当時の人間の人口に介錯する機会が多かった、民衆意識に強く根付く船だった、ということなんでしょうけれど。それは例えば、『皇国の興廃…云々』であり、Z旗であり、所謂東郷ターンであり、もしくは謎の爆発自沈でもあり、という基本的なところから始まって、色々と面白い周辺の話、があるわけですね。
で、当然、こういうところにやってくる男は、夫婦であれ、カップルであれ、その語りの魔力に犯されずにはおれないわけです。当然、艦内のあっちこっちで、日露戦争の名エピソード、珍エピソードを熱く語りだす男たちが続出。連れの人が『へー』と言うしかない、ある意味で男の一番みっともないところの大博覧会となっておりました。にゃはは。
そんな中で、二人で『広瀬中佐』の歌を合唱している老夫妻は、なにやら心温まるものがあったのでした。
三笠を後にして、横須賀中央駅まで。駅の近くの、海軍さんのカレーの本店?のレストランでカレー。デフォルトで牛乳付きなのが嬉しい。カレーも美味い。横須賀中央から快速特急で帰宅。
家の近所のスーパーでくじ引きしたら、アルミホイルを貰った、そんな休日。