日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

銀座から六本木へ

5時起床。今日も5時起床。
1時前にちょっとお出かけして、銀座まで。新しく出来た「ニコラス・G・ハイエック センター」を観察。坂茂だそうです。
スウォッチグループの社長の名前を冠したこの14階建てのビルは、グループのラグジュアリーブランドが勢ぞろい。

地下1階と、2階から4階がそれぞれ、腕時計のお店になっており、それぞれのブランドごとに一つずつ、ショールームと貸した透明のエレベーターがご案内するという、なかなか度肝を抜くビルなのだった。


お値段のほうも…何百万とか、ことによるとなんぜんまん、とかでして、こちらも度肝を抜かれました。
それから歩いて、新橋にある、香川県愛媛県のアンテナショップでうどんの昼飯。汐留のイタリア街へ。あいかわらずフザケタ建物の場外馬券売り場は

大層賑わっていて、今日はなんなのかしらん、と思ったら安田記念だそうな。なるほど。というわけで、車券は買っても馬券は買ったことの無い私、1000円だけ買ってみました

WINSを出て、隣の汐留クリエイティブセンターでJAXAとISA(イタリア宇宙事業団)の合同展示を見たり、美味しそうな生ハムを眺めてから戻ると、あら嬉しい、当たった。4.4倍だけどね…。
とことと歩いて、愛宕の脇を抜けて神谷町。フランツィスカーナー神谷町へ行く。ここはドイツビールが飲める店なのだが、経営元のザート商会が日比谷公園のジャーマンフェストにも参加している。で、その記念、ちゅうことで、生ビール一杯無料券のメールが来たのだった。それで、お店に来て見たのだった。
店の前でメニューを見るに、『ホワイトアスパラとグリエールチーズ オーブン焼き』の文字が! おお、ホワイトアスパラガス、ドイツの春の味! 数日前に読んだ週刊文春で、小林信彦が書いたホワイトアスパラ賛を読んだこともあり、これは食欲をそそる。ついでに小林信彦、ホワイトアスパラを食べながら友人と話しました、という筋立てで、『あんな単純に自民党に騙されるのは、若者が劣化している証拠です。香山リカの『劣化する日本人』を読んで御覧なさい』とか言っていましたが。
一杯サービスのビールから、別のビールにうつるうち、実は、まともに食べるのはじめてかも、出てきましたよホワイトアスパラガス。

大皿に盛られた、ソースと絡まった白いアスパラガスはビックリするくらいでかい。上の写真、実は食べかけなのです。そして、ゴリゴリ、というくらい歯ごたえがあるのに、噛むととても甘い。これは美味い…。太陽の光を浴びないのに、この生命力に溢れたような味はなんでしょうか一体。(でも、本場モノはもっと凄いらしいですね…)
とても幸せな気分になって、飯倉から六本木方面へ。AXISのインテリアショップに入ったら、加山雄三が買い物していた。そして、ゴトウフローリストで目の保養をして、青山ブックセンターに寄り道して、六本木駅から帰宅したのだった。