日毎に敵と懶惰に戦う

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『鶴齢』酒蔵へ

今回のメインイベント。お世話になっている酒屋さんのご縁で、『鶴齢』などを作る蔵元『青木酒造』さんの見学をさせていただく好機を得たので、やって来たのだった。
http://www.kakurei.co.jp/
青木酒造の営業の方のご案内で、レンタカーで塩沢町(旧塩沢町、今は南魚沼市)へと。青木酒造は今年で創業290年。江戸時代の、雪国の暮らしを記した名著『北越雪譜』の著者、鈴木牧之の流れを汲む酒蔵。

新潟の酒と言うと端麗辛口というイメージが強いけれど、味わいのあるお酒をいろいろ作っている酒蔵さんなわけであり。塩沢の駅のすぐ近くにあるのだった。


作っている日本酒はおおよそ2000石ほど。1石=10斗、1斗=10升なので、一升瓶に換算すると20万本相当になる。改装されたばかりの、素敵な座敷で、酒造りの話を伺った後、酒蔵の中、今は仕込みの時期ではないけれど、え、そんなところも見せていただいて良いのですか?というところも見学させていただいた。米を蒸すところから、タンク、そして、最終、ビン詰め工程まで。
いろいろと差し障りがあってはいけませんので、写真は載せませんが。
そして、見学後、再び座敷にて、鶴齢のラインナップを各種いただく。

怪我以来、日本酒を控えていたので感覚が戻るまでしばらく…5分ほどかかったのだけれど、ああ、やはり、日本酒は良い。そして鶴齢、すばらしい。五百万石の50%の純米吟醸が大変に結構でございました。鮭の酒浸しに奈良漬けもおいしゅうございました…。昼から結構な量をいただいた。