日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

草間彌生『愛はとこしえ』とアネット・メサジェ

7時起床。昨日書いた日記を読み返して書き直したり、朝飯食ったり。昼前に出掛けて、ちょっと新宿に寄ってから、月島へ。勝どき駅にほど近いオオタファインアーツまで歩く。
http://www.otafinearts.com/
草間彌生の『愛はとこしえ』シリーズを展示中。先日見た映画の中で製作していた作品
『≒草間彌生〜わたし大好き〜』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
倉庫ビルの4階までエレベータで上がると、開いた扉の向こう、白い空間の壁を埋め尽くして、大作が並ぶ様は圧巻、物凄い迫力。偏執狂的に書き込まれた目玉や顔、波のモチーフ、折り重なる線、線、線。部屋の中央に立って四方を見回しながら、ぐるぐると廻っていると、画の力に圧倒されて、気持ち悪くなるというか心臓がドギマギすらしてくる。えれえ情念。あの空間をほぼ独占できるとは、なんたる贅沢。8月22日までなんだけれど、これは必見だと思う。
勝どきから大江戸線に乗り、六本木。TSUTAYAに寄ってから、森美術館に行く
http://www.mori.art.museum/contents/annette/index.html
こちらは「アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち」という展覧会。意図せずして続けて女性アーティストの個展を見ることになったけれど、それが良かったような気もするし、あまりにも印象の強い2つを並べて見てしまった後悔のような念もある。
アネット・メサジェはフランスの女性アーティストで、2005年の第51回ヴェネチア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞したりしている。ぬいぐるみや布や毛糸などを多用した作品は、その表面的な“女性らしさ”以上に、まるで、数百人の子を持つ母でありながら他人の子供を食い殺したという、鬼子母神に通じるような恐ろしさが迫ってくる作品の数々なのであり。心にずんと迫る作品群で、これまた、心臓がドギマギした。
私の大好きなアーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーの作品を見たときのような衝撃を受ける。これは系統が似ているとかそういうことではなく、私の心への響き方において、何か通じるものがあったのです。これは11月の頭まで。森美術館の全館を使った大規模な展覧会で作品数も多い。これまた、必見だと思うのだった。
その後、恵比寿に移動し、ナディッフで『昭和40年会の東京案内2008』
http://www.nadiff.com/home.html
REALTOKYOで連載されていたコラムを書籍化した記念の展覧会ですかね
http://www.realtokyo.co.jp/docs/ja/column/40nen/
全般、結構面白いコラムで私もよく読んでいたんだけれど、私が一番好きなのは、会田誠が私の地元の綱島温泉を取り上げた回でした
http://www.realtokyo.co.jp/docs/ja/column/40nen/bn/40nen_015/
私も綱島温泉は大好きで、度々訪れております。『人生の終着駅』と言われれば、確かにその通りかもしれない
スーパー銭湯やスパ施設はもう飽きたあなたのための彼岸、綱島温泉東京園 - 日毎に敵と懶惰に戦う
またしても、東京園 - 日毎に敵と懶惰に戦う
歩いて代官山へ。ヒルサイドテラスで『アトミック・サンシャインの中へ-日本国平和憲法第9条下における戦後美術』という展覧会。以前、横浜美術館で見た、森村泰昌が芸術について演説する映像作品が再見できたのは良かったのだが…
横浜美術館『森村泰昌−美の教室、静聴せよ』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
それ以外はコンセプチュアルなばかりでこれといった作品が無かったし、第一、勿論悪気は無いのだろうけれど、受付の人が入場料をちょろまかそうとしたり、パンフレットを売りつけようとするのは止めて欲しい
代官山から綱島に戻り、今日は実家に帰宅